相次ぐ台風で、我が家も被害があり散々な目にあったが、11月になってやっと落ち着きを取り戻したので、4日(月・祝)に千葉南房の鴨川の東条海岸ヘシロギスの投げ釣りに出かけた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 熊谷加寿恵)
東条海岸で投げキス釣り
朝方、雨が降るかもしれないという予報だったので、東条海岸へは9時すぎに到着。雨はなく、海を見るといつもと変わらない景色。
しかし、台風21号では同エリアの各河川で氾濫情報が出たほどの豪雨だったので、ゴミがどれだけ流れ込んだか心配しながら、海岸右端の待崎川付近の様子を見に行く。
当日のポイントとタックル
川幅がいつもの倍くらいあり、真水の流入具合が気になったので、ここでは竿を出さず、左側のバイパス下駐車場へ移動。いつも大勢いるサーファーが少なく、絶好の釣り条件に見えた。
海岸左側は大きな川がなく、小さい流れ込み程度なので真水流入は気にならない。だが、浜荻方面の磯場から海藻類のゴミが入っていると「ゴミのぼり」となるので、実際に竿を出して様子を探るしかない。
9時半ごろに開始。2.5色から波口まで探ると、懸念したゴミはないがキスはおろか、フグすらアタらない。4色から探ったが、こちらも無反応なので右へと移動しながら釣れるポイントを探すことにした。
亀田病院付近でキス登場
亀田病院付近まで移動。4色投げ、3.5色まで慎重に探ってくると「プルッ」と微妙なアタリがでる。期待しながら慎重に取り込むと、小型ながら1尾釣れてオデコを回避。
夫も3.5色付近でキスを釣り上げたので、3~4色間を集中して狙う。フグの邪魔はなく、本命のみ釣れてくるが、活性が低いのか、アタリが弱く釣れるサイズも小型主体。それでも、順調にアタるので、久々に砂浜からの釣りを堪能した。
11時近くなると食いは止まり、車に戻っておやつ&トイレタイム。30分ほど小休憩する。
1色付近で良型が連発!
後半は、サーファーも少ないので、朝ダメだった駐車場下に釣り座を決めて再チャレンジ。4色から2色まで慎重に探るがアタリはない。
「やはり、亀田病院下付近まで行かないとダメか」と、諦めかけたとき、隣で釣っていた夫が良型を釣り上げた。話を聞くとフグは少なく、朝より波が落ち着いてきたので、試しに超近場まで探ったらヒットしたという。
私も同様の釣り方を試してみると、1色付近で「ググーンググーン 」と外房特有のアタリで良型をゲット。
近場で、アタリも大きいのでオモリを変更。良型のアタリを楽しみながら、食い逃げを防止して釣り続けることができた。じっくり探ると、先に小型が食ってしまうので2色から波口まで活性の高いキスを狙う釣り方で、速めの探りを実践。12時半に「もう十分」と納竿。
釣果は13~22cm22尾、夫は25尾。短時間でも久々に好釣果となり、満足して帰路に就いた。
<週刊つりニュース関東版 熊谷加寿恵 /TSURINEWS編>
東条海岸
出船場所:千葉県鴨川市東町