10月23日(水)、前回の釣行で調子がよかったタチウオとアジを狙うため千葉・富津新港に釣行した。当日は、タチウオ4尾に、アジを54尾キープでき、まずまずの釣果だった。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 APC・澤田朝寛)
富津新港でタチウオ&アジ狙いへ
現地に夜明け前の2時ごろに到着したが、平日にも関わらず駐車スペースには車が多数止まっている。どうやらタチウオの夜釣りの様子だ。空いているスペースに車を止めて待機する。
朝マヅメ狙いで4時になってからルアーでタチウオを狙う。前日とは異なって、この日は風がおさまり、絶好の釣り日和。
ルアーでタチウオ4尾をゲット
好調な様子で次々とルアーマンが参戦している。人が多いので、周囲に注意しながら私も遠投を開始。着底後、大きくシャクッてから一定のスピードで引く。
周囲が薄明るくなってくる。ほかの人に掛かったのが見えたので集中すると、ガンという大きなアタリ。反射的にアワせるとヒット。ハリが外れないように慎重に寄せると本命で、一気に抜き上げる。
銀色に輝く80cmを超える魚に喜びながら、時合いを意識して次を狙う。ガンとかゴンといった大きなアタリがあっても、ヒットしないことはあったが、活性は高い様子でアタリが続く。
誘いやルアーを引くスピードを変化させながら狙っていると3尾追加することができた。
夜明けと共にアジ狙いサビキ釣りへ
まだタチが釣れる可能性はあったが、明るくなってきたのでアジに狙いを切り替える。コマセとサビキ仕掛けの準備をする。市販のサビキ仕掛けを準備して、コマセはアミエビ2kgとマルキユーの「アジパワー」を混ぜたお手軽セット。
6時ごろから開始。まずは海底付近に狙いを定めて始めるが、アタリは全然ない。しばらくしても好転しないので心配していると、プルプルと明確なアタリが竿先にでた。上がってきたのは15cmほどの本命だ。これでひと安心。
群れを寄せるためにカゴに多めにコマセを入れてテンポよく繰り返すと、連続ヒット。7時ごろになると活性は最高潮になり、一時は入れ食いも。コマセが濃厚なタナでヒットするので、がんがん撒いて手返しよく魚をキープする。この日は邪魔なイサキの幼魚の姿はなく、釣れるのはアジばかりで調子がいい。
海水を入れ替えたライブウエルにキープしたアジが20尾を数えたら、氷が効いたクーラーに移す。
当日の最終釣果
時合いは30分程度続いたが、その後はアタリが急になくなってしまった。15cm程度を54尾キープできたので、満足して8時に納竿。
富津新港は停泊している大型船の邪魔にならなければ車を横付けにして手軽に楽しむことができる人気スポット。お手軽仕掛けで狙えるサビキ釣りは、もうしばらくはアジやイワシを狙える。家族で楽しむにもお勧めだ。
<週刊つりニュース関東版 APC・澤田朝寛 /TSURINEWS編>
場所:千葉県富津市