台風続きのため2カ月ぶりに三重県志摩市和具の遊漁船へ10月5日、単独釣行をした。まだ真っ暗だが、志摩沖のポイントへ。オフショアジギング釣行をお届け。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・伊藤明洋)
ワンピッチジャークで早々にワラサ!
30分ほどで到着すると、風は強いがウネリはない。絶好のドテラ流し日和。
スタートはパイロット的に使っているスロースキップのスパイナローだ。深さは65m。ボトムを取ってワンピッチワンジャークを開始し、2巻き目でいきなりのヒット。ラインが引き出されていく。
まだドラグの微調整もままならない状況だったので、すぐにドラグを確認。何度かラインが引き出され、やり取りしていると船長が動画用カメラで撮影を開始。強烈な引きを楽しむ雄姿?を撮ってもらった。
やがて、現れたのはワラサ。青物はなんと言ってもこの引きが楽しい。そして、船長の構えるタモに無事に収まった。
船中シイラにイナダが連続ヒット
興奮覚めやらぬなか、今度は隣の常連、奥山さんにシイラがヒット。メーター級の大物だ。ジャンプしながら水面下を散々走り回ったが、ギャフで仕留められた。
この後も時合いが続き、レンタルタックルの初ジギンガー組もイナダを釣り始めた。ミヨシの奥山さんにもイナダがヒット。ジグはシルバーカラー。
私もオーシャンフラッシュ180gシルバーを装着した予備タックルにチェンジすると、すぐにヒット。元気に走り回るイナダを抜き上げた。
船上では入れ食いとはいかないまでも、イナダが釣れ続いた。速巻きやボトム付近をたたいてみたり、さまざまなパターンで探ってホウボウ交じりながら、イナダを3匹追加できた。
ジグでシイラの強引堪能
だがこの日の狙いはシイラ。先日メーターオーバーのシイラを爆釣したブログを見て、強烈なジャンプを楽しみたいとキャスティングタックルを準備していた。
シイラが現れるたびに船長から「伊藤さーん、早よ!」と笑いながらせかされる。しかし、プラグを投げ込んだ時には、姿を消していた。
こんな状況が何度か続いたが、ついに水面下に現れたので、ジグをそのままバチャバチャと水面近くをたたいたら即ヒット。メーターには届かないサイズを2匹取ることができた。
嬉しいゲストに良型マハタ!
10時をすぎると、食いは一段落。たまにイナダが食いついてきた。マダイを釣ってやろうとタイラバも試してみたが、リリースサイズのカサゴばかりで早々に見切りをつけた。
初ジギンガー組は船酔いなのか飽きたのか、お昼寝タイム。食いは落ちてきたが、こんなときこそ大物がくると信じて続けていると良型のマハタが釣れた。