10月15日、干潮の午前11時から愛知県・南知多町内海の堤防へ向かった。当日は、釣ったキスを泳がせて陸っぱりから大物を狙った。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・高畑光邦)
釣ったキスの泳がせ釣り
釣り客に話を聞くと、キスやクロダイが釣れているようだ。そこで、キス仕掛けにイシゴカイを付けて投げ込み、まずキスを釣る作戦。
開始1投目ですぐにキスが釣れた。そのキスをエサにし、ヒラメを狙う仕掛けを準備して足元に放り込む。わずか5分後、キスをエサにしたロッドが押さえ込まれた。すぐにアワセを入れるとズッシリとした重さが伝わってくる。
その魚が何かは分からないがバタバタと逃げる。だが次の瞬間、ハリが魚の口から外れる感触が伝わりバラしてしまった。すぐにキスを釣るためイシゴカイを付けて投げる。
ゆっくり巻いてくるとアタリがきた。すぐにアワせると、強く引くためキスじゃないと確信。ゆっくり寄せてくるとチンタ(クロダイの幼魚)が釣れた。エサを付け替えて投げると、またまたチンタが釣れる。投げるたびにアタリが出る。次に釣れたのはヘダイだった。
無残にもキスの頭だけに
その後、風が強くなったため、仕方なく仕掛けを港内側に投入。ゆっくり巻いてくると根掛かりしてしまった。強く引っ張ると何か重たい物が寄ってくる。ゴミかなと思ったが、水面から上がってきたのは大きなタコだ。慌てて持ち上げようとしたが、重過ぎてラインが切れてしまった。残念すぎる結末だ。
しばらく時間が流れてもアタリがないため、仕方なく港外へ投入。ようやくキスが釣れたので、これをエサにして投入。次こそ大物を釣るぞと意気込んだ。
上げ潮に変わってしばらくすると穂先がバタバタと揺れた。キスが逃げている証しだ。ドキドキする気持ちを抑えて穂先が押さえ込まれるのを待つ。そしてググンと押さえ込んだと同時にアワセを入れたが、またしてもキスの頭だけが付いてきた。
アタリあるも喰い込まず・・
その後、同じようにキスをエサにした仕掛けを投げ入れると、驚くことにこのアタリが4回もきたが、残念ながら大物を釣ることはできなかった。間違いなく大物はいる。悔しい釣行になったが、次回は必ず大物を狙いたい。
チンタやヘダイはキス3本バリ仕掛け、エサはイシゴカイ。大物用に準備した仕掛けは、ヒラメ用の生きエサ仕掛けで孫バリ付き。
<週刊つりニュース中部版 APC・高畑光邦/TSURINEWS編>
場所:南知多町内海