杉田千紘が外房ヒラメ釣りで竿頭ゲット　オススメ釣果レシピも【つる丸】

船釣り エサ釣り

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外房ヒラメ釣りのタックル＆仕掛け

外房のヒラメ釣りのタックルは、ロッドがヒラメ用、リールは小型両軸。ミチイトはバリバスの「小船マスターPELS4」2号。

仕掛けは同社の「船仕掛け　ヒラメ」を用意。孫バリはトリプルフックです。オモリは60号。

ヒラメの釣り方

外房大原港から、気合い十分で4時半ごろ出船。朝イチは航程1時間ほどのポイントでスタート。

水深は40～50mで根掛かりが少ない地形。ていねいに底をトレースしながら探ります。竿先にテンションをかけながら、イワシの動きを把握。トン、トン、トンと底をリズミカルにたたきます。オモリが上がりすぎないように調整しながらアタリを待ちます。

潮の流れに合わせて、時折、仕掛けを上げてエサのイワシに元気があるか確認しながら探っていきます。

3時間アタリなし

しかし、なかなかアタリはありません。船中でもまだヒラメは上がらず、ポイントを何度か移動。ポツポツとカサゴやイナダは釣れていますが私の竿はピクともせず。

3時間が経過したころから、釣りたい気持ちとアタリをだせないもどかしさで焦り始めます。それでもヒラメは上がらず。

「これまで、どんなに厳しい状況でも諦めなかった。エサを換えて、誘ってみたり、タナを変えてみたり。原因を解消していく事で、目標魚を釣り上げる事ができたはず」と、もう一度気持ちを奮い立たせます。

ヒラメ釣り作戦

残り時間が2時間ほどになってしまったので、作戦を立てることにします。

1．配られたエサは投入の度に交換する
2．タナは底から探る
3．2～3分探ってアタリがなければ、3mほど上げる
4．ゆっくり上げたり下ろしたりしてエサが反応する場所を探す
5．孫バリは尾びれ近くに刺して、軽く食いついただけでもハリ掛かりするようにする

1、2投しますが、やはり状況は変わりません。船ではまさかのタチウオが顔を出します。一瞬「この魚を狙おうかな…」と頭の中によぎりましたが、何としてもヒラメを釣りたい！と懲りずに作戦を続行。

船中1匹目の良型ヒラメをキャッチ！

3投目、タナを上げて下まで探っている最中にきょうイチのイワシの暴れ方。「これは絶対ヒラメに追われてる！」。底から離した所でアタっているので根掛かりではないのは確かです。

はやる気持ちを落ち着かせて、とにかく竿先が引き込まれるまで我慢します。プルプルとしたアタリが次第にグングン、グン、グングンと少し竿先が入るようになって、グイーン。バシッ！

思い切りアワせます。「掛かった！」思わず大きな声で叫んでしまいます。

引きは明らかに本命。「絶対にバラさない」と慎重に巻き上げると、やがて良型の本命が浮上。慎重にタモ入れをして船中1尾目です。凄く嬉しいです、嬉しすぎます！

作戦が成功して喜ぶ気持ちはもちろん、諦めないで探り続けて釣れたことが凄く嬉しいです。

浅場でアタリが連発！

残り1時間になって、今度は港近くの浅いポイントに移動。仕掛けを落とした瞬間にイワシが暴れます。「根掛かり？」と思いながらもさっきの感覚でアワせるとグイーン。連発には自分が1番びっくりです。

船中では何人か同時ヒットしています。「今がチャンスだ！」と思い、手返しを早めます。アタリが止まらない。

なんと竿頭に！

残り30分。「もう1尾釣りたい」と思っていたところ、なんと最後にグググッ！っと竿先が入り、掛かった♪

最初こそ食いはよくなかったものの、最後の最後で好調タイムに入り、とても楽しい釣行となりました。

入れ食いタイムに連発出来た要因は仕掛けにあると思います。バリバス「船仕掛け　ヒラメ」はハリスの強度が強くてよれにくく、連チャンで釣り続ける事ができました。

この日はなんと竿頭になれました。嬉しいです。バラしなく楽しい釣りができて、とても思い出に残る釣行になりました。