12月7日(木)、山梨県南都留郡の山中湖で「オーナーカップ山中湖ワカサギ釣り大会(オーナーばり・週刊つりニュース共催)」が開かれ、4隻57人が参加した。ワカサギ釣り初体験で1本竿で挑んだ上谷泰久さんのレポート。
開始と共に船内の空気は一変
実はワカサギ初挑戦。
今回は渓流釣りで面識のあるの井上聡さんにタックルを借りて参加。
さすが富士山麓、茨城より寒い。
まず井上さんから電動リールの使い方を教わる。
いつもは水深400m以上でも手巻きなので、電動タックル自体初めて。
仕掛けのセットなどを釣り仲間に教えてもらい、今回は『時短ワカサギ/OWNER』仕掛けの66cm、ハリ一号。
オモリ7g、下バリはなし。
7時45分に全船開始。
さっきまでにぎやかだった船内が一変。
電動リールの巻き上げ音のみが響く。
開始早々、ライントラブルで遅れてしまい、隣がすでに20尾ほど釣っているので焦りながらも、ようやく人生初物をゲット。
透明感のあるシルバーの魚体に「はじめまして」とひと声。
エサは紅サシ、一匹のサシにハリを頭と尻尾それぞれ刺してからハサミで真ん中から切って使った。
スローペースだが、順調に釣れる。
色んなパターンで誘ってみる
しかし20尾上げたところでピタッと数が止まる。
ここでいろいろな誘いを試してみると再びアタリ。
「ワカサギ釣り講座」のネット動画を何度も見て基礎知識を頭に入れておいてよかった。
この辺から少しペースアップ。
トイレに立ったついでに井上さんに「50尾釣れました」と報告。
「すごいじゃん」と言ってくれた同氏のカウンターは200尾超え。
後半は慣れてきて、さらにペースを上げたが果たして…。
午後2時に終了。
桟橋に戻り、船内の2本竿、1本竿ともにカウンター尾数上位2位まで再検量。
私は116尾だったが再検量したところ140尾。
夢中になりすぎで、30尾近くカウンターを押し忘れていたようだ。
その後、表彰式が行われると、1本竿部門の表彰でなんと私の名前が呼ばれる。
1位の人からは大きく離されながらも2位入賞。
初のワカサギ釣りが大会入賞で感激。
井上さんの動画のおかげとしか言いようがない。
「来年も頑張るぞ」
<茨城・上谷泰久/TSURINEWS編>
山中湖