朝夕、徐々に涼しくなってくると、秋のイカダではチヌの数釣りが楽しめるようになってくる。場所によっては小型ながら50尾、60尾と数が釣れたり、45cm超の良型が登場したりと1年でもかなり楽しい時期だ。そこで、WEBライターの大西与志夫さんと、南あわじ・福良のじゃのひれ筏釣りセンターを訪れた。
(アイキャッチ画像撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)
今季のチヌ状況まとめ
まだまだ、秋のチヌ釣り本番とは言えないエサ取りの状況だが、この日、大西さんが仕留めたチヌは20~35cmを7尾。じゃのひれ筏釣りセンターの山本さんによると「今年は秋のチヌシーズン本番入りが遅れていて、ようやく姿が見られだしたところです。これから水温が下がってくると、チヌは小型も多いけれど、40cm超の数が出る事も珍しくないので期待したいですね」との事だった。
今後のお楽しみは
例年、同地区のチヌは10~12月が本番。また11月に入ると、こちらも人気があるカレイがターゲットとして加わってくる。その他、夏場から釣れ盛っているアジやサヨリは家族連れでも大いに楽しめ、湾内にはツバスやハマチなどの青物も多く、イカダからのノマセ釣りで専門に狙う人もいるほど。豊穣の秋とはよく言ったもので、チヌ専門以外にも、魚種多彩なターゲットが待っている福良湾のカカリ釣りに目が離せない。
<松村計吾/TSURINEWS関西編集部>