8月26日(月)、静岡伊豆の稲取に、ライトタックルでのルアーフィッシングで釣行。この時期、河口付近や港内では、ターゲットになるカマスやメッキ、ハゼ、ヒラセイゴ(ヒラスズキの幼魚)、ショゴ(カンパチの幼魚)、サバなどが狙える。このような魚を狙って、東伊豆~南伊豆まで足を延ばす。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 野中巧二)
稲取でメッキ狙いから
10時、稲取に到着。晴れで潮位は若潮。それほど変化はないが、上げ潮のタイミングはグッド。
まずはメッキを狙ってキャスト。最初はフローティングミノー5cmからだ。タダ巻きすると、早々に竿先にゴン!重さのある力強い感覚。ルアーの周辺でギラっと反転する魚影が肉眼で見えるが、フッキングには至らない。
さらにキャスト。今度は速いトゥイッチで誘うと、反転していた魚の正体が分かった。ダツだ。この時期、よくルアーをチェイスしてくる魚だ。
稲取
大賀茂川でトップゲーム
次に向かったのは南伊豆を流れる大賀茂川。トップウォータールアーで魚の反応を見ることにする。
キャストして水面をアクションさせると、何者かが水を割ってアタックしてくるが、フッキングしない。
ルアーをシンキングのミノーに交換して再度キャスト。アクションを加えて誘うと、すぐに反応。ルアー付近で「ギラっと反転したか」と思った瞬間、グググ~と竿先に生命反応。リールのドラグがジジジ~~っと鳴った瞬間、フワっと軽くなる。またもフッキングミス。
トゥイッチでヒラセイゴ
今度は、2回強くトゥイッチさせ、少し間をあけて、再び2回トゥイッチ。少し間をあけた瞬間、グググ~~ジジ~~とラインが出ていく。すぐに竿を立ててリールを巻き、ラインのたるみが出ないように対応。姿を見せたのはヒラセイゴだ。小型ながらエラあらいをして元気に抵抗する楽しいファイターだ。
ヒラセイゴをキャッチ(提供:週刊つりニュース関東版 野中巧二)
本命メッキを探す
少し移動してメッキを狙う。水位が上がってきたので広範囲に魚は散っていそうだ。
5cmのシンキングミノーを使用。小型のジグの表層引きなど速い動きにいい反応を見せたり、水面直下でないと反応がなかったり、テクニカルな面が面白い。
連続でトゥイッチさせて、イレギュラーなアクションをいれると、目視できる所で数尾がチェイス。手のひらくらいのメッキが果敢にルアーを追い回すのが確認できる。「食え、食え」とドキドキしながらアクションし続ける。
メッキの群れを発見!
ルアーを見切られないように速い動きで誘うとゴンっと、竿先が持ていかれるような強い魚信。すかさず竿を立てリールを巻く。激しい抵抗から「また、ヒラセイゴか」と思っていたが、目視で確認できる距離で良型のメッキと確認。その周りに同じ型が無数にいるのが見える。
タックルを遠投用に持ち替えて攻め続ける。小型のジグで、表層より少し沈めてアクションさせると、すぐに反応。同型を追釣。
大賀茂川
<週刊つりニュース関東版 野中巧二/TSURINEWS編>