8月に解禁したばかりの剣崎沖でカワハギ狙いで釣行へ赴いた。当日は、エサ取りの活性が高かったが、28cm頭に、8枚と竿頭になれ満足のいく釣りとなった。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・灰野 広武)
解禁直後の剣崎沖カワハギ狙い
8月に解禁された剣崎沖のカワハギを狙いに、8月11日(日)久比里のやまてん丸へ行ってきた。遠くに台風がありややうねりがあったので心配だったが出船には影響がなかった。
餌はアサリの剥き身を船宿で購入できる。塩で締めてくれているので滑りが少なく付けやすいのでありがたい。ハリは様々な種類があるが、良型が釣れてると聞いてこの日は太軸仕掛けを選択した。
またこの日は潮が速いと聞いていたので装飾は一切付けないシンプルな仕掛けで挑んだ。基本的な釣り方は、底が取れたらゼロテンでアタリを待ち合わせる方法だ。
当日のタックル
【タックル】
ロッド:カワハギBB M180
リール:グラップラーBB 201HG
道糸:PE1号
【仕掛け】
仕掛け:3本針
幹糸:3号
ハリス:2.5号10cm
ハリ:吸わせ力8号
オモリ:25号
本命1尾目は20㎝
まずは剣崎沖の水深20m程のポイントで開始。仕掛けを投入するとすぐにアタリが頻発。合わせを入れてみるとヒットしたが、釣れたのはベラ。続いても釣れたのはカワハギではなくトラギス。どうやらエサ取りの活性がかなり高いようだ。
それでも我慢して続いていると今までとは違う力強い引きの魚がヒット。
20cm程と小ぶりであるが本命のカワハギだ。このサイズでもかなり良い引きをする。
ここから調子が上がってくるかと思われたが餌取りが多く周りも苦戦してるようだ。たまにカワハギのようなアタリも出るが、掛けるとなるとこれが難しい。
いつの間にか餌を取られている場合もあるので頻繁に確認した方が良さそうだ。
空合わせでカワハギ追加
数回の流し直しをしているとアタリを殆ど感じられないまま餌を綺麗に取られるポイントがあった。そこでタタキを入れた後に少し間を空けて空合わせを入れてみるとこれがヒット。
強烈な引きを見せたのは良型のカワハギ。
気配はあるものの中々掛からない場合は空合わせを入れるのも良いかもしれない。一見当てずっぽうのように思えるが居ればすぐに喰ってくるので結構ヒットする事がある。
最終釣果
その後も気配はありポツポツと釣り上げることができた。午後を回ると船宿で買った餌が尽きてしまったので、持参した生アサリに切り替えた。餌取りが多い時期は少し多めに持ってきた方が良さそうだ。
餌が柔らかい分取られやすくなってしまったがアタリは問題なく出続ける。途中渋い時間もあったが、終了間際に立て続けに良型を3枚追加、最終釣果は8枚でこの日の竿頭となれた。
サイズの方は最大が28cm。数は出ないが釣れると良型を期待できる。帰宅して捌いてみると肝は殆ど入っていなかったが身の方は非常に美味しかった。
夏は身が美味しい季節
カワハギの旬は肝が大きくなる冬のみだと思われがちだか、産卵を終えた後に体力を回復しきった夏は身が一番美味しい時期とされているようだ。
現在は限られた場所のみだが、冬に向けて徐々に出船する船宿は増えていく。テクニカルな釣りを楽しみたいと思ったら是非挑戦してほしい。
<灰野 広武/TSURINEWS・WEBライター>