日本海マイカメタル徹底解説 4つの誘い方をマスターして釣果アップ!

日本海マイカメタル徹底解説 4つの誘い方をマスターして釣果アップ!

日本海のマイカ(ケンサキイカ)をターゲットにしたイカメタルゲーム。夏の釣りというイメージが強いが、実際は晩秋まで楽しめ、この釣りのファンの増加もあって秋の終わりまでマイカ釣りを楽しませてくれる船も増えた。今回は、マイカを狙ったイカメタルゲームの基本から応用までをあらためて紹介。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

TSURINEWS編集部 TSURINEWS編集部

ソルトルアー エギング&イカメタル

3タイプのマイカ(ケンサキイカ)

タックルや釣り方の説明の前に、主に夏に釣れるマイカと秋に釣れるマイカの違いについて少し紹介する。ひと口にマイカといっても学術的には3タイプに分類される。

夏に現れ、パラソル級の巨体になるのがゴトウイカ型、秋によく釣れるずんぐりした太短いものがブドウイカ型、そして最も小型のメヒカリイカ型に分類されている。

だが遺伝子的には同じ種類で、誕生した時期や環境で異なる形態に成長するという。なんとも不思議な生き物だ。

日本海マイカメタル徹底解説 4つの誘い方をマスターして釣果アップ!魅力的なマイカ(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

鉛スッテとドロッパー

さてマイカの自己紹介はここまでとし、ここから具体的な釣り方の話をしていく。

ご存知の通り、鉛スッテを下にドロッパーと呼ばれるエギや浮きスッテを上に接続した仕掛けで狙うわけだが、鉛スッテはオモリの役目も果たしているので、何種類かの重さをそろえよう。

日本海で使用される重さは8~25号までと幅広く、水深や潮の速さなどで使い分ける。福井エリアなら、最低でも10、15、20号は用意しよう。基本的に船中で重さを統一するので、同船者と重さに開きがあるとオマツリが連発する。

またドロッパーについては、エギなら1.8~2.5号、浮きスッテなら2.5~3号。ケースバイケースだが、大きいものは型狙い向き、小さなものは汎用性に富んでいる。秋は中~小型のイカがメインになるので、いずれもシルエットが小さいタイプが効果を発揮することが多い。

色については、迷うぐらい多様なものが市販されているが、ラインナップをそろえる際は、赤×白と赤×緑、黄系と紫系など、コントラストがはっきり異なるものをいくつか用意したい。天候や潮色、イカの活性で使い分けるが、似通った色をそろえるよりメリハリのある色をそろえることが大切だ。

日本海マイカメタル徹底解説 4つの誘い方をマスターして釣果アップ!仕掛けの図(作図:週刊つりニュース中部版 編集部)

仕掛けの長さやラインの太さ

鉛スッテやドロッパーを接続する仕掛けも、釣果を左右する大切なツールだ。

メインラインに2~3号のフロロリーダーを3mほど結び、この先に仕掛けを接続する。

仕掛けの長さ選びは下から上の枝スまでが1~1.5mのものが主流だが、これも用途によって使い分ける。ベタ底狙いや、タナの上下幅が狭い場合は、密に誘える1mのものを、タナに幅があったり漠然としていて広く探りたい場合は、1.5mのものを選ぶ。

枝スの長さは5cm程度のショートタイプ、ベーシックな10~15cmタイプ、20~30cmのロングタイプを使い分ける。

具体的には潮が緩く、触れるような短く小さいアタリが多いときは、アタリを取りやすく、即アワセが効きやすいショートタイプ、潮がよく動いていたりふわふわと漂うような誘いが有効なときはロングタイプ。

なお注意点として、船のルールでドロッパーの数は1個までとしているところがあるので、予約時にドロッパーに関するルールを確認すること。

日本海マイカメタル徹底解説 4つの誘い方をマスターして釣果アップ!船のルールを守りイカ釣りを楽しもう(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

ベイト&スピニングのタックル

仕掛けのところで少し触れたが、この釣りには0.4~0.8号の細いPEラインを使用する。1号以上だと仕掛けが流されるし、イトフケが出てアタリが取りづらい。強度面で問題がなければ、細いほど良いと考えてほしい。

ロッドは専用のものが多数発売されている。操作性重視なら7ft未満、長い幅のフォールの誘いを駆使したい場合は7~7.5ftを使用する。スッテの負荷については、MAX15号表示のものでも20号は問題なく背負えるので、まずは15号表示のものをそろえるようにしよう。

ちなみにオーバースペックのロッドはアタリを弾きやすく、イカの身切れも多くなる。また軟らかすぎると、慣れないと扱いづらい。15号表示のものがバランス的にベストだ。

リールはフォールのアタリが取りやすいベイトがメインだが、スピニングが有利な釣り方もあるので、両方そろえるのがベスト。

またベイトについてはカウンター付きのものが有利だが、PEラインのマーカーを見てしっかり深度の管理ができれば、カウンターがなくても釣りは成立する。

日本海マイカメタル徹底解説 4つの誘い方をマスターして釣果アップ!タックル図(作図:週刊つりニュース中部版 編集部)

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