8月18日(日)、相模湾茅ヶ崎のまごうの丸からキハダ狙いで釣行した。二日前に電話すると、すでに21号船のカツオ・マグロ船は満席。 マグロ専門船は空きがあったので予約する。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 APC・間宮隆)
まごうの丸でコマセカツオマグロ釣行
5時に受け付けを済ませて、6時少し前に21人を乗せた船は三橋勇樹船長の操船で港を離れる。釣り人のうち3人は船首からエビングをやるようだ。
西に向かって船は一直線。航程1時間ほど走ったところで船団に合流する。見ると、どの船もほぼ満席で、この釣りの人気の高さを垣間見る。
合流後、ほどなくしてスローダウン。「カツオ狙いの人は水深15mで、ハリス12~14号。ハリス長さは2mです。マグロ狙いは水深40mです」のアナウンスで全員が仕掛けを投入。
「まずはカツオで土産を作り、それからマグロを狙う」という人が多いなか、左舷大ドモと、2番の橋口さんたちは「カツオは狙わずマグロ狙いです。ハリスはフロロ24号の2~4mでやります」と熱く語る。私も同調して「マグロだけを狙おう」と決める。
カツオが連発
一投目で竿を曲げたのは、左舷ミヨシ5番の高根さんで、良型カツオを取り込む。
右舷ミヨシ4番の杉本さんも同魚。この釣り2回目ということもあり、やや慣れない手つきだったが「水深15mで食いました。 いやー、カツオってこんなにも引くんですね、焦りました」と言って笑顔。
26kgキハダマグロが浮上
9時少し前、左舷トモ2番の橋口さんにキハダがヒット。 汗だくになりながらも無事に26kgが浮上。「指示ダナよりハリスぶん深く下ろしてから数回コマセを振り出して、水深40mでロッドホルダーに置いたら、すぐにズドンとアタリました」と言って満面の笑顔。
浅ダナのカツオを狙っている人たちは順調。右舷胴の間の松崎さん、左舷胴の間の森泉さんら、誰かしらにヒットする。
キハダが連発するも
10時半すぎ、船長から「これから少し走りますが、そこはカツオよりもマグロのほうが多いです。水深35~45mでやってください」のアナウンス。
左舷胴の間にキハダがヒット。オマツリ防止で全員が竿を上げた臨戦態勢だが、残念ながらこれはバラシ。その直後、私にも水深42mでアタるが、すっぽ抜けてしまう。
13時20分、エギングで攻めていた村井さんにヒット。かなりの型で、竿は極限まで絞りこまれる。10分ほどやり取りしたが、残念ながらラインブレイク。
13時半に沖上がり。カツオを狙った人はほとんどが土産を確保したが、マグロだけを求めた人は、型見ずが多かった。カツオ、キハダの反応は多く、相模湾の祭りはこれからだろう。
<週刊つりニュース関東版 APC・間宮隆 /TSURINEWS編>