例年、夏場になると大阪湾奥の波止で高級魚アコウが釣れる。今年も海水の色が真夏色に染まり始め、アコウが釣れ出した。8月10日は大阪北港の通称・関電波止でデイゲームのアコウ釣りを北港一筋の名手・新宅功治さんに案内して貰い、その狙い方を取材した。
(アイキャッチ画像撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)
良型ガシラも絶好調
ちなみに同じ仕掛けでサバの切り身をエサに探っていた方はガシラを連発。17~25cmと今時の波止では珍しい良型ガシラを、ご夫婦で30尾近く釣られていた。サビキでのエサ釣りではエサには少々大きすぎるアジも釣れるが、こちらは塩焼き、南蛮漬け用に持ち帰ると食卓が賑やかになる。
切り身エサ持参でぜひ挑戦を!
新宅さんによると、大阪湾奥に位置する、大阪南港や北港などの各波止周りには、アコウがかなりたくさん居るらしく、どこで釣れてもおかしくないとの事。まだまだ手つかずのポイントも多数あるので、探りに出かけてみる価値は十分にありそうだ。
また、現地調達のエサだが、潮回りなど状況によっては釣れない事もあるので、念のためキビナゴやサバの切り身などの代用エサを持参しておいた方がいいとの事だった。
アコウはこれから秋にかけてよく釣れ、デイゲームでも半夜釣りでも狙える。アナタも大阪湾奥の高級魚、アコウ釣りにチャレンジしてみませんか!
<松村計吾/TSURINEWS関西編集部>