紀州竹ザオゆかりの池でヘラブナ釣り 両ダンゴで50匹【隠れ谷池】

紀州竹ザオゆかりの池でヘラブナ釣り 両ダンゴで50匹【隠れ谷池】

8月4日(日)連日猛暑が続く中、和歌山県橋本市にある隠れ谷池へ釣行しました。ヘラブナの盛期は夏で、一年の中で一番活性の高い時期となります。今回は夏のヘラブナ釣りの醍醐味である「両ダンゴ」での釣りを、一日存分に楽しんできました。

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(アイキャッチ画像提供:WEBライター・紀州みの蔵)

TSURINEWS編集部 TSURINEWS編集部

淡水の釣り ヘラブナ釣り

隠れ谷池

隠れ谷池は、紀州竹ザオの試験研究池として昭和40年から運営されており、歴史ある池です。平成30年秋の台風の直撃により桟橋の一部が崩壊してしまいましたが、関係者のご尽力により、令和元年6月から新しい桟橋で釣りができるようになりました。

紀州竹ザオゆかりの池でヘラブナ釣り 両ダンゴで50匹【隠れ谷池】新桟橋の全景(提供:WEBライター・紀州みの蔵)

名称の通り少し高い場所で、山間に隠れるように池があり、周囲は鳥や虫の声が聞こえ、落ち着いた環境でヘラブナ釣りを楽しめる場所で私のお気に入りの管理池です。

釣り料金は一日1500円。サオは7尺からでタナは1m規定となっています。水深は浅い場所で3m程度で、事務所から離れるにしたがって深くなっており、最深部で5m程度です。山からの豊富な水のお陰でほとんど水深は変化しません。事務所で昼食もとれ、自動販売機、美しいトイレ、駐車場も充分にあります。

当日の仕掛け&エサ

この日は気温35度。日の出から太陽が照りつけ猛暑となりましたが、幸いにも風が少しあり、湿度も少し低く、夏らしい気持ちのいい一日となりました。今回は釣り座を駐車場側の北側の桟橋内向きに構え、友人たちと6人で並びました。当日の池の入場者数は30人程度。釣り方は両ダンゴ釣りを選択しました。

紀州竹ザオゆかりの池でヘラブナ釣り 両ダンゴで50匹【隠れ谷池】当日の釣り場の様子(提供:WEBライター・紀州みの蔵)

サオは8尺、ミチイト0.8号、ウキはボディ7cmパイプトップ、タナは1m、ハリス0.5号で15cmと22cm、ハリはダンゴマスター5号で準備しました。エサはガッテン200cc+BBフラッシュ200cc+GTS200cc+パウダーベイトヘラ200cc+水200ccで作り、ダンゴエサの「芯」ができるように熊手にした手で30回ほどかき混ぜます。

エサは小指の爪の大きさぐらいにハリ付けし、ウキの下にエサがくるように「落とし込み」で振り込んでいきます。私はこの振込み方が不得意であり、集まったヘラブナを一カ所に集め続けることにいつも苦戦します。

紀州竹ザオゆかりの池でヘラブナ釣り 両ダンゴで50匹【隠れ谷池】使用したエサ(提供:WEBライター・紀州みの蔵)

食い気のあるヘラは見えヘラの下

ヘラブナが寄っていない内はエサを打ち込むと、オモリの負荷でウキが立ち、エサの重みでウキのトップがなじんでいきます。ウキに「止め」が出てくるまで、素早いリズムでエサ打ちを繰り返していくと、10回程度のエサ打ちで水面下にヘラブナが集まってきました。

その見えるヘラブナを釣りたくなってしまいますが、この見えている魚たちは賢くてほとんどハリに掛かりません。そのわいたヘラブナたちをかわして、その下の層にいる食い気のあるヘラブナたちを狙います。

エサを打ち続けていくと、ウキのトップがなじまなくなる「止め」が出てきて、その後に鋭くツンと入るアタリにアワせていきます。はじめのほうはハリ掛かりしない「カラツン」になりますが、どんどんヘラブナを集めていくことが重要であり、ヘラブナにエサの取り合いをさせます。

ズバッというアタリで9寸

すると立ったウキが止められて、トップがズッズッと入っていく途中にズバッというアタリが出ました。上がってきたのは9寸ほどの元気なヘラブナ。隠れ谷池の平均サイズです。

魚が寄るとあとはリズムよくエサを打ち続け、常に魚をウキの周りに集めて釣っていきます。活気の上がっている状態では上バリ、下バリに同時にハリ掛かりする「リャンコ」もあり、両ダンゴ釣りを楽しみました。

紀州竹ザオゆかりの池でヘラブナ釣り 両ダンゴで50匹【隠れ谷池】活性高くリャンコもあった(提供:WEBライター・紀州みの蔵)

多彩なウキの変化に仕掛けをかえて対応

両ダンゴの釣りはここからが面白くなります。はじめは素直なウキの動きでアタリを取りやすいですが、魚が集まるにつれて、ウキの動きはポンポンと跳ねたり、ズーッと潜ってしまったりと、明確なアタリが出ずに複雑化していきます。

なので、ウキのサイズを大きくしたり、ハリスを短くしたり、ハリを大きく重くしたりとアタリの出続けるセッティングを探っていきます。エサのハリ付けの方法もかえ、しっかりと付けたり、角ばらせて付けたりすることで魚をわかしたり、抑えたりとして釣りやすくしていきました。

テンポよく釣り50匹

紀州竹ザオゆかりの池でヘラブナ釣り 両ダンゴで50匹【隠れ谷池】私の釣り座(提供:WEBライター・紀州みの蔵)

テンポよくリズミカルに釣ることが課題の私、今回は友人たちとおしゃべりをしながらも、意識してテンポよくエサ打ちしていきました。それでも周囲の釣り師に数では負けてしまいましたが、終日ヘラブナの活性はよく、私の釣果で50匹、友人は100匹以上の釣果となっていました。

隠れ谷池は設備面もよく、貸しザオもあり、地域の子どもたちの釣りのイベントも開催していたりと、積極的にヘラブナ釣り人口の増加に取り組む池でもあります。皆さんもぜひ、竹ザオの歴史ある管理池でヘラブナ釣りを楽しんでみて下さい。

<紀州みの蔵/TSURINEWS・WEBライター>

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