ハゼ釣りで本命40尾 エサは釜揚げシラス【東京・仙台堀川親水公園】

ハゼ釣りで本命40尾 エサは釜揚げシラス【東京・仙台堀川親水公園】

7月21日(日)、朝から東京都江東区にある仙台堀川親水公園でハゼを狙った。半日釣行でチチブの本命ハゼ40尾。釣果を南蛮漬けで楽しんだ。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 APC・岩井一彦)

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仙台堀川親水公園でハゼ狙い

7時過ぎ、丸八通りと葛西橋通りが交差する南砂六丁目交差点に到着。

近くの入口から仙台堀川親水公園に入りポイントを見て歩くと、50cm前後の流れの底に大小のハゼがへばりついているのが確認できる。

ハゼ釣りで本命40尾 エサは釜揚げシラス【東京・仙台堀川親水公園】ポイントの様子(提供:週刊つりニュース関東版 APC・岩井一彦)

魚影が濃そうなところで竿を出し、魚のそばにエサを落すが、興味を示さない。誘いをかけると驚いて逃げられてしまう。浅く澄み川のため、警戒心が強いようだ。

探りながら歩くが状況は一向に変わらない。釣果がないまま横十間川の交差点近くまで来てしまう。これまでに釣り人の姿が1人も見られなかったのは、やはり釣れないからなのだろうか。

エサは釜揚げシラス

交差点にはアシが茂っているポイントがあって、雰囲気はいい。水はよどんでいて底が見えない。若干濁りも入っている。アシの切れ目に釣り座を取り、柵越しに竿を出してみた。

タックルは3.9mのカーボン製渓流竿にミチイト1号を竿いっぱいに結ぶ。

ハリはソデ2号でハリスは0.4号5cmで丸カンを介して接続。ウキは軸付きセル玉ウキ8mmをゴム管止めした下に中通しセル玉5mmを2個付け、板オモリでウキ全体がゆっくりと沈み切るように浮力を調整し、ポイントの水深に応じてトップのウキが水面下5cmぐらいに位置するようにする。

エサは釜揚げシラスを2、3匹チョン掛けにして使用。頭部にハリを刺す。

入れ食いタイム突入

対岸の護岸際が深く、水深は1.2mほど。手前はカケアガリになっていて足元で80cmくらい。まず、対岸の護岸際に仕掛けを投入。

止水状態なので竿を上下に動かしエサを躍らせると、スーとウキが引かれる。竿を立ててアワせると、キュッと竿先が絞られ、グイグイと右へ引かれる。静かに抜き上げるとひょうきんな顔をした鉛色の魚体が登場。11cmの型のいい本命だ。

やっと出会えてホッとする。時計の針はすでに9時を回っていた。続けて8~10cmが5尾入れ食い。

ハゼ釣りで本命40尾 エサは釜揚げシラス【東京・仙台堀川親水公園】アベレージは8cm(提供:週刊つりニュース関東版 APC・岩井一彦)

チチブの猛攻かわし入れ食い

その後はチチブの猛巧にあってしまった。そこで、カケアガリを誘いをかけながら沖から手前に引いて探る。すると、ひったくるようなアタリが多くでるようになる。ウキが完全に消し込んでからアワせたほうが確実にハリ掛かりするが、ハリを飲み込まれて外すのに手間取ることも。

さらに、底の障害物の下に潜られて根掛かりとなってしまうことがあり、アワセのタイミングが微妙。しかし、釣れれば8~10cmがプルプルときて、小気味いい引きを堪能。何回か入れ食いもあり、エサ付けが忙しい。

最終釣果

同所で正午まで遊び、7~11cm40尾とまずまず。最初からこの場所に入っていれば、半日で1束以上は釣れたと思う。次回はじっくり狙う予定だ。

魚はクーラーに入れて持ち帰り、ビールのおつまみの南蛮漬けにしたら美味だった。

ハゼ釣りで本命40尾 エサは釜揚げシラス【東京・仙台堀川親水公園】南蛮漬けでビールのお供に(提供:週刊つりニュース関東版 APC・岩井一彦)

<週刊つりニュース関東版 APC・岩井一彦/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
仙台堀川親水公園
この記事は『週刊つりニュース関東版』2019年8月9日号に掲載された記事を再編集したものになります。