新潟県の東港発、マダイ狙いで最大74cm大型マダイにトップ7尾と白熱シている。他60cmクラスも次々アタリ、良型が上がった。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 鷲津新一朗)
ドテラ流しのボートタイラバゲーム
4人でマダイを狙いプレジャーボート釣行。6時に出艇する。天候は晴れ、水温22度、気温27度で蒸し暑い。港から約20分のポイントで小魚の反応がでた。水深65m、反応は40m付近。
風が強く吹いていたため、ドテラ流しでは釣りができないと判断、潮と風を同調させるためにパラシュートアンカーを投入。
やがて、小魚の反応が消える。さらに船を流していると、マダイらしき反応がちらほらと出始めた。
当日のタックル
タックルは6.8ftの専用ロッドに、ベイトリール。PEライン1号、リーダー16lbを1ヒロ。鯛ラバは、ソルティーラバースライド100gをセット。
底まで落として着底したら、魚探の反応の上まで巻き上げ、また底まで落とす繰り返し。アタリがあってもアワセを入れずに巻き続け、本アタリまで待つ。
単純な釣りのようだが、巻き上げスピード、ヘッドやスカート、ネクタイの色などで釣果が大きく左右することもある。色々試して自分なりのパターンを見つけるのが楽しい。
60cm本命良型が登場
流し始めて10分ほどで友人にヒット。大きく絞り込まれたロッドは、マダイ特有の3段引きで海面に突き刺さる。緩めにセットしたドラグがジージーと引きだされて大物の予感。
まだ、タックルの準備をしていた私は、友人の横でタモを構えて準備。やがて、海面に上がってきたのは、60cmのまあまあサイズ。
幸先よく本命が釣れ、この先の展開に期待を感じた瞬間、次から次へとロッドが曲がる。タモ係をかってでた私は、完全にこの波に乗り遅れ、しばらく仲乗り状態。
もちろん釣り自体、大好きだが、友人たちに私の案内したポイントで魚を釣ってもらい、楽しんでもらうことも喜びとなっている。
リアクションバイトで58cm追加
少し落ち着いたところでようやく釣りを開始。潮はあまり効いていない様子。
こんなとき、経験から速巻きがよかったことが多いので、リアクションで口を使わせるイメージで誘う。
すると、コンコン、モゾモゾと前アタリ。リールを巻く速度を変えずに巻き続けると、グッと竿先に重量感が伝わる本アタリ。グングンとメリハリのあるマダイの引きだ。ジリジリとドラグ音を響かせて上がってきたのは食べごろサイズの58cm。
最終釣果
このあと、本命のほかアマダイ、サバやアジなどいろいろな魚が釣れ続けて、あっという間にクーラー満タン。
最大74cmトップ7尾、船中24尾。近年まれにみる好釣果で、とても楽しい釣行となった。
<週刊つりニュース関東版 鷲津新一朗/TSURINEWS編>
出船場所:新潟県東港