まだまだ梅雨は明ける気配がないが、夏の投げ釣りの人気ターゲット・キスはすでに本番に突入している模様。爽快なキスのアタリを味わいたくなり、7月14日は久々に淡路島へ渡った。
(アイキャッチ画像撮影:TSURINEWS関西編集部・中西))
まずは津井の波止へ
高速道路を淡路ICでいったん下り、エサピチでアオイソメとイシゴカイを600円分ずつ調達。再び高速に乗って西淡三原ICで下りて、まずは津井を目指す。ここは同行の釣友オススメの釣り場で、この時期良型が期待できるとのこと。ただ、昨年9月に来た際はピンギスがポロポロ釣れただけで、私としてはあまりいい思い出のない釣り場だ。
ちょうど干潮の時間にポイントへ入ったこともあり、濡れずに波止へ渡ることができた。また、小雨がシトシトと降っていたのもあってか、誰もおらず波止は貸し切り。急いで準備を整え、期待を込めて1投目をフルスイングする!
ライン不足で遠投出来ず
が、ここでトラブル発生。ラインが途中で止まってしまったのだ。おそらく前回の釣行の際、オマツリでかなりのラインを切ったのが原因。ちゃんと確認しておけばよかった。仕方がないので、残ったラインで投げられるエリアを探っていく。
一方、少し遅れてサオを出した釣友は、1投目から絶好調。いきなり20㎝超の良型をヒットさせたかと思うと、その後パタパタッと良型を連発させている。うらやましい。
どうもかなり遠投でヒットしているようなので、釣友の予備リールを借りて仕切りなおす。しかし夜が完全に明けてからは釣友にもアタリはまばらに。たまにアタリが出てもベラやチャリコで、完全に時合いを逃してしまったようだ。
20cm超シロギス登場
「何とか1匹くらいは…」とあちこち探っていると、ようやくギュンとサオ先を引き込むアタリが出て、15cmほどのキスがヒット。何とかボウズを逃れてホッとしたが、釣友が仕留めたキスと比べると明らかに小さい…。
できれば20cm級の引きを味わいたいと投点をかえながら探っていると、今度は仕掛けを引き始めてすぐに大きなアタリ!途中グングンとサオを震わす引きをみせたのは、狙っていた20cm超のキスであった。このサイズは久々で、眠気が吹っ飛ぶ1匹となった。
しかしこれを最後にアタリは遠のき、アタってもイソベラかチャリコという状況に。辛抱できずポイントを同じ津井の内側の波止に移動するが、こちらは開始早々からアタリが続くものの、ヒットするのはベラばかり。早々に切り上げて、ポイントを大きく移動することにした。