濃厚な食味でブランドと言われている東京湾のマダコ。昨年は20数年ぶりと言われるほどの好釣果に恵まれ、さらに今年は、それを上回るほどの当たり年だ。
（アイキャッチ画像提供：週刊つりニュース関東版 APC・奥野忠弘）
TSURINEWS編集部
エギダコ釣りのタックル
エギダコのタックル例（作図：週刊つりニュース関東版 APC・奥野忠弘）私もまだまだ始めたばかりだが、釣り方のポイントとして、竿は胴のしっかりした先調子のものなら、ベイトでもスピニングでもOK。
ラインは、根掛かりが少ないポイントなら0.8号でも大丈夫だが、1.5号～3号くらいが無難。
エギは、タコ専用の3.5号やテンヤでも釣れるが、イカ用の2.5号は、シルエットが小さくアタリが多い。
小型のエギが好調だった（提供：週刊つりニュース関東版 APC・奥野忠弘）釣り方
マダコの釣り方は、スナップを介して10～15号のオモリを付けて底取りをしやすくし、基本的には、キャストしてオモリを底に着けたまま、小刻みにシェイク。止めて乗りの間を入れる。
アタリがなければ、そのままズル引きし、新しいポイントで再びシェイクを繰り返す。急に重くなったり、竿先に違和感を覚えたら、タコが抱いているサインなので、竿を大きくあおって聞きアワせる。
テンションが抜けてバラさないようにそのままの竿の角度をキープしてリーリング。水面でのバラシも多いので、水面まできたらちゅうちょせずに抜き上げること。
エギは底を切って動かしてしまうと極端にアタリが減ってしまうので、つねにオモリを底につけて誘い続け、たまに止めて乗る間を作ることがキモ。
今年は、東京湾中のポイントで沸いているようなので、数分誘ってアタリがなければ、投入し直すか、ボートなら新しいポイントにランガンしたほうが、好釣果に繋がると思う。
ビクを使うと便利（提供：週刊つりニュース関東版 APC・奥野忠弘）マダコ料理
持ち帰ったマダコは、一回冷蔵庫で冷凍し、自然解凍してから塩もみすると、ヌメリがあっという間に取れ、下処理も簡単。
刺し身はもちろん、煮付けや酢の物、唐揚げにしたら、家族にも好評であっという間に平らげてしまった。
乗合船では、エギの使用は各船宿に確認。テンヤでもエギやルアーでも狙え、釣って楽しく、食べて美味しい東京湾のマダコ。
現在絶好調なので、ぜひ多くのみなさんに楽しんでもらいたい。
＜週刊つりニュース関東版 APC・奥野忠弘／TSURINEWS編＞
