梅雨の晴れ間になった6月後半の日曜日。埼玉県さいたま市南区にある別所沼公園にテナガエビの様子を見に出かけた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・岩井一彦)
当日の最終釣果
その後は、長いアタリが多く、アワセのタイミングがつかめない。適当にアワせると乗ったが、根掛かりしてバラシがあった。底に沈む木の枝が原因だが、うまくアワセが決まると、体長5~6cmのハサミが長いオスは登場。
11時すぎ、ポイントに日が差し始めると、チチブやクチボソのエサ取りが多くなり、本命はたまに釣れる程度。型が小さいので正午すぎに納竿。
釣果は体長3~15cmが26尾。半日釣りとしてはまずまず。
別所沼公園のテナガエビ釣りはまだ始まったばかり。梅雨が本格化すれば数・型ともに上向くので、これからが面白い。曇天時や朝、夕マヅメが狙いめだ。初期は小さい固体が多いので、確実に釣り上げるには、繊細な仕掛けを使用し、ハリはタナゴバリがお勧め。
別所沼公園の歴史
本公園は100万年という歴史を持つ別所沼を中心にして昭和26年に開設され、約8haの園内には中国産のメタセコイアなどの巨木が立ち並び、少し日本離れした雰囲気を漂わせている。
しかも都市の中心に立地しているとは思えないほどの静けさがある。巨木が作り出す木陰でファミリーや友達同士とのんびりイトを垂れるのがいいだろう。
<週刊つりニュース関東版 APC・岩井一彦/TSURINEWS編>
さいたま市営別所沼公園