夏タチシーズンへ突入!いよいよ釣れる範囲が広くなってきた和歌山港周辺の波止タチウオ。6月18日は夕方の時合いを狙って和歌山港内南部の水軒・鉄鋼団地裏へワインド釣行へ出かけてみた。
和歌山港にタチウオ回遊あり
和歌山市内にある和歌山港では、港内にもタチウオの群れの回遊が始まり、タチウオ狙いの好シーズンに入ってきた。
当日は、護岸の駐車スペースに到着したのが16時過ぎ。埋立地北側角の、タチウオ狙いの1級ポイントは、数人の釣り人が陣取りしていたので、そこから少し離れた所で釣り座を確保。
明るいうちは投げキス
まだ明るく、タチウオの時合いにはまだ早いので、投げザオでキスを狙ってみた。さしエサのイシゴカイを3本バリ仕掛けに刺し、100m沖に投入。沖合いは砂底なので、ゆっくりと引き釣りをした。
しばらく投入を繰り返し探ってみるが、小型のハゼが掛かっただけで、キスの反応はなかった。探り歩けば、キスの居場所を見つけられたかもしれないが、タチウオ狙いの釣り人が多くやってきて、移動ができなくなってきたので、キス狙いの投げ釣りを中止し、メインターゲットのタチウオをワインドで狙ってみた。
タチウオワインド開始
5月までは、紀ノ川河口青岸の河口向きや水軒一文字沖向きで釣れていたが、6月に入って海水温が上がってきたのか、和歌山港内でも釣れ始めている。抱卵した乗っ込みタチウオは80cmクラスがアベレージサイズで、メーター級も姿を見せている。
ジグヘッド5/8ozに、パワーシャツド5inchの頭をカットしてから、セット。できるだけ遠投し、ボトムまでフォールさせてから、スローワインドでゆっくりとシャクり始めた。
まだ明るく、タチウオの反応がない。夕方になるとタチウオ狙いの釣り人で賑わってきた。南風が吹いているが、港内なので穏やか。潮は徐々に上げてきていた。
まだ、タチウオの時合いにはまだ早いと思っていた18時15分ごろ、好ポイントの埋立地の北角でタチウオがワインドで釣れた。まだ明るいがタチウオの回遊が始まったかと思い、気合いを入れてシャクッていたが、周りも反応がなく沈黙が続く。
19時前にボトムでヒット
18時30分過ぎ、近くのワインドの釣り人が指4本幅サイズを釣り上げた。時合い到来かと思えたが単発で、また沈黙が続く。まだ、明るいが、そろそろタチウオの回遊が始まるころだと思えた18時50分ごろ、ボトム付近でシャクッていると、ガツーンとバイト。
シャクリがアワセになりフッキングできた。寄せにかかると、グングンと心地いい引きが伝わる。数回の引きを味わい、抜き上げたタチウオは85cmのアベレージサイズ。周りでもタチウオが上がり、時合い到来だ。