アシスト付き自転車に押されて販売数が減少していると聞いたことがある、排気量50cc以下の原付バイク。ラッタッタやスーパーカブに代表される庶民の足として愛されたこれら製品の魅力を、釣り視点で探ってみたい。
原付にオススメの釣りもの
どんな狭い場所もスイスイ。高性能SUV車を上回る機動力を誇る原付バイク(個人の主観)。行けない場所は水の上くらい?だが、とくに活躍するフィールドをピックアップしてみよう。
1,巨大な堤防や港での釣り
陸っぱり。移動が面倒で、同じ場所にとどまるのはもったいない。バイクなら気軽な移動が可能だ。トイレも飲み物の買い出しも楽ちん
2,淡水小物釣り
大河川からのホソを狙うことが多いので、場所によっては駐車スペースに難儀する。原付バイクならその点で有利
3,アユ釣り
ウェーダーや複数の竿、おとり船など荷物が多くなるので、あまりやる人はいない。しかし、河川の近くに住む人にはいい手段になるだろう。家で着替えは完了しておき、竿とおとり船だけ持って行くのも気楽で楽しい。道では珍走団以上に目立つ存在として注目を浴びることができるかもしれな
4,ナマズゲーム
ランガンするこの釣りには最適な移動手段になる。車では見落としがちなフィールドを発見しやすく、徒歩では至れない距離を移動することが可能。川へのアプローチが圧倒的に早い。
釣り道具を考える
ある程度の荷物を積み込めるとはいえ、車に比べれば圧倒的に少ない。道具は厳選したいところだ。
竿
リュックに入るパックロッドがいい。仕舞寸法を確認して、持参するリュックに入る製品を選ぼう。
リール
2000番程度のスピニングリールならそれほど体積はないはず。ハンドルがワンタッチで折れるタイプが便利。
タックルボックス
プラスチックケースなど形がしっかりしているものは仕舞いにくい。ジップロックなどを活用したほうが使いやすいだろう。またはタッパーも以外と使い安くて便利だ。※ハリの管理には注意を。
クーラー
しっかりしたものを持っていく余裕はない。小型の保冷バッグを持っていき、随時、コンビニで氷を追加していくのがいい。水がこぼれたときのことを考えて、ハンドル下のフックや前カゴに入れて持ち帰ろう。
<大谷/TSURINEWS・関東編集部>