釣り場で注意すべき陸の生物たち 対策と応急処置の4つのステップ

釣り場で注意すべき陸の生物たち 対策と応急処置の4つのステップ

暑くなるこれからの時期、釣りをする際に避けられないのが虫との戦いです。今回は釣行の際に注意すべき虫と対策&応急処置をご紹介します。

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お役立ち その他

肌の露出を防ぐ!

「刺されなければどうということはない」…と某アニメの赤い人も言っていましたが、

肌の露出を避けるのは虫刺されを物理的に防げるため、非常に効果的な対策になります。

釣具メーカーやアウトドアブランドからは通気性や速乾性に優れたウェアが出ているため夏に長袖でも暑さの心配は不要。また、防虫効果自体が付いたウェアや、頭から被る防虫ネットなど虫除けに特化した装備も販売されています。

なお、ハチやアブなど色の濃い服装に寄ってくる虫が多いため、服装を選ぶ際は淡い色の服を選ぶといいかもしれません。

「虫除けグッズを駆使」

長袖着用でも服の間を狙うなどして、巧みにガードをすり抜けてくるテクニシャンや、ガードの上からでもお構いなしに攻撃してくるパワーファイターなど、虫界には様々な猛者たちがいます。そのため、虫除けスプレーやハッカ油、携帯用の蚊取り線香・防虫香など虫除けグッズを併用すると効果的です。

筆者の周りで好評なのは「パワー森林香」。屋外作業用に煙が多く出るように作られた防虫香で、その名の通り様々な虫を煙パワーでねじ伏せてくれます。ただ、携帯するとやはり少々煙たいことが難点でしょうか。

また、ハッカオイルも防虫効果が高く、多くの虫に対して効果があります。暑い時期には清涼感を味わえる効果もありオススメです。

応急処置

人生とはうまくいかないもの、しっかりと予防していても刺されることはあります。蜂に刺された時を例に応急措置の手順を説明しましょう

釣り場で注意すべき陸の生物たち 対策と応急処置の4つのステップ画像出展:pixabay 蜂もさされに注意

①先ずは、水で洗い流す。

蜂の毒は、水に溶けやすく、毒を薄める効果があり、毒の周りや腫れもおさえることができます。蜂だけでなくアブなども、先ずはキレイな流水で傷口を洗い流すようにしましょう。

しかし中には、流水ではなく、ムカデなど43℃~46℃のヤケドしない程度のお湯で洗い流したほうがいい場合もあるため注意が必要。

釣り場で注意すべき陸の生物たち 対策と応急処置の4つのステップ画像出展:pixabay ムカデは別格

②針を抜く

毒針が刺さったままになっている場合は、ピンセット等を使い取り除きましょう。その際、指でつまんでしまうと逆に押し込んでしまう可能性があるためおすすめできません。

③毒を出す

指で刺された場所をつまみ、血と一緒に毒をしぼりだしましょう。ここで注意が必要なことが、絶対に口で毒を吸い出す行為はやってはいけなということです。よく映画やドラマで口で毒をしぼりだしていますが、とても危険です。口で吸い出す行為は、体内に毒をいれることと等しい行為になります。

めまいや嘔吐、その他様々な危険の原因になります。

毒を絞り出すためにおすすめなのが市販のポイズンリムーバーを使うことです。タックルボックスに忍ばせておくといいでしょう。

④薬を塗る

かゆみを鎮めるための抗ヒスタミン薬、炎症を抑えるステロイド成分配合の塗り薬を用意しておけば、その後の症状を軽減できます。薬をを塗って、幹部を保冷剤などで冷やしましょう。

ムヒアルファEXなどは炎症を抑え、サラッとしてベタつきがないのでとてもおすすめです。

応急キットも準備しよう

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持ち運びができる応急キットもあるので、タックルボックスやバッカンの中に忍び込ませておくといいでしょう。

今回は、虫さされだったが、ハリがささって怪我をしたり、転んでしまったなど釣りをしていればよくあるので便利なはずだ。

とはいえ、怪我も虫さされもない方が釣りを楽しめるが、用意はしておくとよい。

<渡辺/TSURINEWS・関東編集部>