釣り場で注意すべき陸の生物たち 対策と応急処置の4つのステップ

暑くなるこれからの時期、釣りをする際に避けられないのが虫との戦いです。今回は釣行の際に注意すべき虫と対策&応急処置をご紹介します。

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TSURINEWS編集部 TSURINEWS編集部

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釣りの時に注意が必要な虫たち

スズメバチ

画像出展:pixabay スズメバチ

強い毒、強靭なアゴ、統率の取れた集団戦闘と虫界最強クラスの難敵です。

毒の中にはアレルギー反応を起こす成分が入っており、刺された場合にはアナフィラキシーショックを起こし命を落とす可能性もあります。

巣に近づくなどの敵対行動を取ると攻撃されるため、羽音を聞いたら姿勢を低くしてすぐさまその場を立ち去るのが一番の対策です。刺された場合は吸引器での毒の吸出しと患部を洗ったのち、病院の診察を受けましょう。

画像出展:pixabay 蚊

大体の人が刺されたことのある身近な虫ですが、デング熱やマラリアなどの伝染病を媒介する怖い虫でもあります。

蚊はその種類によって吸血する時間が異なり、ヤブカともいわれる「ヒトスジシマカ」は朝から夕方のシフト。「アカイエカ」などのイエカは夕方から夜にかけてのシフトと、昼夜交代制で我々の血を吸いにきます。イエカは行動範囲が広いものの、ヤブカはその呼び名の通り藪などで待ち伏せているタイプのため、昼間は彼らのテリトリーを避けるようにすればある程度被害を抑えられそうです。

一般的な虫よけ対策が効くほか、足の常在菌に反応して吸血スイッチが入るそうで、足の裏をアルコールティッシュで拭くと刺されにくくなります。

ちなみによく「爪でバッテンを作る」ことがあると思いますが、一時的には、痛みでかゆみを和らげられますが、炎症悪化の原因にもつながるのでおすすめはしません。虫刺されでもバツはつかないほうがいいみたいです。

ブユ(ブヨ)・ヌカカ

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どちらも小さく、コバエっぽい見た目をしています。ブユの幼虫は水質汚染などに弱く、美しい清流でしか生息できません。そんな幼少期は清楚気取り(?)なブユですが、成虫になるとエサである人間をストーキングしながら襲ってくる厄介な存在に成長します。その生態から渓流釣りで出会うことが多いでしょう。

ヌカカは海にも存在し、よく磯や堤防の汚い水が溜まっているようなとこで群れています。

そのため磯釣り等の際には彼らへの対策は必須です。

両種とも刺されると蚊とは比較にならないほど痒く、場合によっては症状が長引くこともあります。虫除けはスプレーの場合ディート(ジエチルトルアミド)入りのものがよく効き、後述のハッカオイルや防虫香も有効です。

アブ

アブ 画像出展:pixabay

アブは大きいハエのような見た目をしており、近づくと大きな羽音がするため存在感は抜群。

また、ブユやアブは毒針ではなく皮膚を噛み切って吸血をしてきますが、アブはその大きさのため噛まれたときに痛みがあります。

ストーカー気質もあるため、しっかりと対策をしないと常にアブの羽音に脅かされながらの釣行になる可能性も。

虫除け対策はブユやヌカカと同様の対策が効果的。ただ、日本海側の一部など、真夏の水辺で大量発生することもあるため、その場合は釣行を諦めるという選択も必要になるかもしれません。

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