5月16日、和歌山県の由良周辺に、キス狙いのチョイ投げと、アオリイカ狙いのエギングで2日間釣行してきた。
阿尾漁港で投げキス
国道42号を由良港方面に右折し、県道を南下して柏漁港に到着したのが、16時すぎだった。沖向きにある波止まで行くと、足場のいい先端まで数人の釣り人がヤエンやエギングでアオリイカを狙っていた。手前のテトラ側は、刺し網のブイが浮いていた。
ここはキスとアオリイカの好ポイントだが、これでは投げ釣りは無理と思い、南下して好ポイントの小杭漁港に行く。しかし、平日なのにアオリイカ狙いの釣り人で満員御礼だ。やはりシーズンともなれば、メジャースポットは人気がある。
さらに南下し、数年ぶりにここもメジャーな阿尾漁港までやってきた。この時すでに17時ごろだった。足場の悪い波止の沖向きでは、数人のエギンガーがロッドをシャクっていた。港内では、サビキの釣り人がイワシとアジを狙っていた。
ここでは波止の先端付近から港内向きが、意外にもキスの好ポイントだ。足場がいい波止の先端では家族連れがサビキをやっていたので、その手前の港内向きに釣り座を取った。
引き釣りで1投1アタリ
キスバリ7号の3本バリ仕掛けにエサのイシゴカイを付け、港内のイケスの近く、70m付近に投入。海底は砂底なのでゆっくりと引き釣りをする。
さっそくブルブルとキスのアタリがあったが、小型なのか掛からない。すぐに投入しなおすと、ブルブルとアタリがあり、12cmのキスを釣り上げた。小型なのでリリースした。
次投は、マッチ箱サイズのチャリコをキャッチ。1投ごとにアタリがあって退屈はしないが、キスのサイズが小さい。ダメージがあるキスだけキープしていく。チョイ投げの30~50m付近でアタリが多く、たまに鈍いアタリで小型のガッチョ(ネズミゴチ)やトラギスが釣れてきた。
日暮れでエギングも
波止の先端が空いたので移動。このころには日が暮れてきた。良型にも対応できるようにキスバリを10号にかえ、エサをアオイソメにかえて夜釣りに備えた。
小さなスミ跡があるので、投げザオを置きザオにして、エギングでアオリイカを狙ってみる。3.5号、ピンク赤テープのエギをチョイス。シャクリとフォールを繰り返して探ってみる。沖向きではシャッシャッと、エギンガーがロッドを振る音が聞こえる。対岸の白灯波止も、アオリイカの好ポイントで、数人の釣り人が、エギやヤエンで狙っている。
1日目の最終釣果
しばらく探るがアタリがない。投げの置きザオを上げると、18cmクラスのキスが釣れてきた。日が暮れてきて、少しサイズアップだ。
そのうちガクンガクンと置きザオに大きなアタリがあった。アワせると、ゴンゴンといい手応えだ。グッグッという心地いい引きを味わい、25cmの小ダイをキャッチした。釣りたてのマダイはいつ見てもキラキラしていてきれいだ。夜釣りでの嬉しいゲストだ。30cmクラスのアナゴもキャッチした。
その後、エギングをしながら置きザオでキスを狙ったが、アタリがなくなり、21時から仮眠をとった。これまでのキープした魚は、12~18cmのキスが13匹、25cmの小ダイ1匹だった。