釣果で始めるアクアリウム オススメ対象魚3種と釣り方(第2回)

人気連載「釣果で始めるアクアリウム」。前回は、飼いやすい釣りの対象魚について触れ、飼育に必要な設備を紹介したが、今回は対象魚ごとの生態や釣り方について紹介していきたい。

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身近なターゲットを紹介

今回先ず紹介するのは、ザ・ベスト・オブ固有種のギンブナ。国内全域に分布する身近なターゲットだ。

次に紹介するのがタナゴの仲間とオイカワ。

両種とも、5~8月(タナゴは種類により若干時期が異なる)の繁殖期になると、成魚のオスはブルーや赤を基調とした「婚姻色」という美しい姿に変身する。

そして、地味だけど愛嬌たっぷりなのが、ヨシノボリやドジョウの仲間などの底生魚だ。

ギンブナ

ギンブナ

まず、最初に紹介するのがギンブナ。流れの緩やかな河川や湖沼、用水路などに生息する身近な魚の代表格だ。

大きさは最大で30cm以上に成長するが、飼育を始めるのに適しているのは5~10cmの幼魚。水槽にもよく適応し、水温や水質の変化にも強い。

ギンブナの釣り方

この魚を釣るには、タックル図を参照していただき、市販のネリエサやミミズ(小さく切る)、赤ムシやベニサシをエサにする。

狙うポイントは、河川なら流れが緩やかな深みやアシ際、エン堤下の深みなどだ。

タックル例

タナゴ

タナゴの仲間

タナゴの仲間は成長しても6~10cmと小さいので、長辺が30~45cmの水槽でも終生飼育できて手軽だ。生息場所は水草など自然環境が比較的整った、流れがゆるやかな川や湖沼に多い。

タナゴの釣り方

気になる釣り方だが、いわゆる「タナゴ釣り専用タックル」でなくても、先術のタックル図に記された数値のうち「ハリ、ハリスとも一番小さくて細い設定」にすれば対応可能。

口が小さいので、エサは赤ムシがお勧めだ。

オイカワ

オイカワ

続いてオイカワ。この魚は最大で15cmを超える。婚姻色を楽しみたいなら、オスの成魚が対象になるため、小さくても長辺が60cm以上の水槽で飼育してほしい。

よく泳ぎ回るので、水槽が狭いとガラス面やパイプにぶつかってケガをしたり、ストレスで体調を崩したりする恐れがある。

棲息場所は、大小河川の中~下流部から小規模な都市型河川、用水路などいろんなところにいる。酸欠には弱いので、持ち帰りや飼育の際は注意してほしい。

オイカワの釣り方

釣り方は、前述のギンブナと同じタックル、エサを使い、群れを見つけたら、少し離れた場所から仕掛けを流して狙う。

すばしっこいうえ、人の姿を見ると逃げてしまうので、釣りをする際は、深場や橋の下など、人の気配に気づかれにくい場所を狙おう。

ヨシノボリ

ヨシノボリ

各々の生息場所だが、ヨシノボリは石や護岸の際などにいる。川をのぞくと姿が見えることがあるので、ダイレクトに狙ってみよう。

ヨシノボリの釣り方

タックル図の仕掛けから、ウキをはずし、0.5~2号のオモリ(川の流速に合わせる)に付け替えれば、即席仕掛けの完成だ。この魚は動物食なので、エサはミミズ(小さく切る)や赤ムシなどを使おう。

飼育環境を整える上での注意点

飼育環境については、石や土管型の小物を使い、身を隠す場所を作る。

この魚は最大でも10cm未満と小さく、泳ぎ回る魚ではないので、単独飼育や、他の小型魚と一緒に飼うなら、タナゴ同様の水槽で構わない。ただし、同種を2匹以上水槽に入れる場合は注意が必要。

成魚になると、縄張りをめぐって争うので、できれば長辺60cm以上の水槽を使い、隠れ家を複数作ってあげよう。

ドジョウ

ドジョウ

最後にドジョウ。

砂底の川にはシマドジョウが、流れが遅い泥底の川にはマドジョウが生息している。飼育の際は「田砂」や「川砂」と呼ばれる、目の細かい砂を使おう。

砂に潜ったり、砂ごとエサを吸い込んで食べたりするからだ。

ドジョウの釣り方

そしてこの魚の釣り方だが、申し訳ないが、確固たるノウハウが見つからない(ごめんなさい)。泳ぎが得意な魚ではないので、見つけたら網で捕まえるのが確実だ。

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