4月28日、兵庫・川西市の猪名川水系一庫大路次川で「マス釣り&河川浄化運動」が実施され、多くのファミリーが集まってルアー&フライとエサ釣りに分かれて和気あいあいと一日を楽しんだ。
37家族68人が参加
当日はファミリー37組、総勢68人が早朝から受け付けを済ませ、開会式終了後にはルアー&フライエリアとエサ釣りエリアの2つのエリアに仕切られた場所へと一斉に移動した。
ルアーエリアで40cmニジマス
ルアーエリアではいきなり40cmのニジマスがヒット!親子トリオで2尾目もゲットしていく。「娘の釣り上げた方がメタボかな?」と、お父さんがやや照れくさそうに話す。
ヒットパターンは、プラグのボトムリサーチからのトゥィッチ気味のリトリーブ。スプーンも同様に反応があるようだった。
エサ釣りエリアで25cm級連発
一方、近接するエサ釣りエリアでは、ウキ釣りで25cm級のニジマスが連発。生イクラやマグロの切り身のさしエサをハリに刺し、対岸の流芯脇をゆっくりと流すと、次から次へとニジマスが掛かってくる。
子供たちが魚を釣り上げると、パパさんがハリ外し、エサ付けと大活躍だ。「その調子だよ!」と、励ますママさん。とってもアットホームな家族の応援を受けて子どもたちもとても張り切っていた。
食後はみんなでゴミ拾い
食事後には大路次川周辺をゴミ拾いに参加。河川浄化運動では、一庫ダムスタッフや漁協スタッフがゴミを回収して仕分けをする。空き缶、ペットボトルをはじめ数多くのゴミを回収した。
みんなで手分けしてゴミ拾いをし、自然の大切さを改めて実感できた。
表彰と今後の一庫大路次川
河川浄化運動は入賞者の表彰式。お楽しみ抽選に入ると、ハラハラ、ドキドキ。ジャンケン大会も多いに盛り上がり、お食事券の争奪戦が繰り広げられた。
当日は、やや水量が欲しかったものの、40~45cmのニジマスが上位を制し、35~39cmも数多くノミネートされ、大接戦の大会となった。
6月下旬には、上流部はアユ解禁となり、知る人ぞ知る、ソ上アユのパラダイスとなることだろう。
<森雨魚/TSURINEWS・WEBライター>
一庫大路次川(猪名川漁協)