連日、気温の高い日が続いて、魚の活性も上昇傾向との事前情報もあるなか、4月21日は兵庫・三木市にある新松池へ、「MFCシャイン」の月例会のために釣行しました。
後半は重量勝負
午後からの重量競技では、カラツンへの対応としてバラケの広がりを抑えすぎたのが原因なのか、2時間ほどカラツンに悩まされることになりました。ハリスの長さをかえたり、バラケをいじったりと様々なことを手探りで行ないましたが、余計にタナを崩壊させたのか、私は釣果を上げることができませんでした。
そこで最後の1時間30分をそのまま浅ダナに切りかえると、ウキが消し込む豪快なアタリで良型を5匹を釣り上げることができました。しかし、時すでに遅しで、例会終了となりました。
良型をゲット大会を終えて
好天気で活性も上がり、魚も上を向いていたのかもしれません。春の気難しいヘラブナに翻弄された一日となりました。メンバーの皆さんもバラケのタッチに苦戦していましたが、狭い正解の範囲を押さえた人が釣果を伸ばしていました。
この日、何より大人たちを感動させたのは、小学生の男の子たちが釣りの準備、魚とのやり取りから取り込みまでを一人で行なう姿でした。早朝から夕方まで飽きることなくウキを睨む姿勢には、将来のヘラブナ業界を創る釣り師の一人を見たような気がして、皆で月例会を笑顔の絶えない時間を過ごせました。
ウキを見つめる小学生の男の子気になる成績は
月例会の成績としては、1位は「8尺チョウチン力玉セット」で、フラシ込み7.8kg。バラケのなじみ、開きをコントロールしながら、バラケが抜けた後の下ハリスの倒れ込みで大きなアタリが出て釣れることが多かったそうです。2位と3位も「チョウチンセット釣り」で7.2kg、6.4kgでした。「新松池」は周辺環境もよく、本当にダイナミックな魚とのやり取りが魅力です。
良型を仕留めたメンバーと小学生の男の子＜紀州みの蔵／TSURINEWS・WEBライター＞
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新松池
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