インターネットを覗いてみると、ガシラやメバル、青物の釣りが花盛り。近年はヘラブナばかり釣ってきたが、美味しく食べられる魚を釣って食べようと何十年ぶりに道具を準備。釣具は買い足す物が多かったが、4月17日の午前10時過ぎから車を飛ばして、大阪・貝塚の人工島へ向かった。
ヘラブナ師、貝塚人工島へ
年月が道路状況を大きく変えていたので、ナビを頼りに高速を乗り継いでやっと貝塚に到着。人工島緑地公園の駐車場に車を預けて、二色大橋と貝塚大橋の範囲でサオを出すことにした。
この日は釣り人が少なく、この範囲では6人の釣り人しかいない。出会う人に「釣れますか?」と聞きながら歩くのだが、みんな「今日はダメ。」と口を揃えて言う。
潮が悪いのか、それとも今の時期は魚の回遊が無いのか定かでないが、釣れていたのはハネ。朝のうちに釣れたらしく、昼過ぎの結果は1人1~3匹のようだった。
水路の中間付近でルアーやワームを使って投げまくってみたが疲れるばかり、以前はルアーは疲れるからフライフィッシングしていたけど…。
午後3時半まで頑張ってみたが疲れただけ。やむなく釣り場変更を決め、隣の泉佐野食品コンビナートで釣ることに。
次は泉佐野食品コンビナート
渡船乗り場を曲がった所にある通称「ドラム缶」で、ワームを使ってメバルを狙ってみたが、数十回のキャストで10cmくらいの可愛いメバルと可愛いナマコが釣れただけ。
先客のお若いお2人さんは、数は少ないが中アジや美味しそうなサバを楽しそうに釣っていたので、私も近くの釣りエサ店へ車を飛ばし、サビキ仕掛けとアミエビのブロックを購入。
サビキでサバをゲット
先客さんの右側に遠投開始。サビキタックルはサオは4.5m、中型リールに2号のミチイト、サビキはサビキゲームカゴ付きとサビキ用ウキMAX8号使用。
アミエビの詰まったカゴを何回投げただろうか、1時間ほどしてやっと20cmくらいのサバがサオを大きく曲げてくれた。
とてもうれしかったが、1匹の釣果では帰れないから暗くなるまで釣ってやろうと、3本バリの仕掛けを6本バリにして頑張る。ふと振り向くと沈みかけている夕日がとても綺麗。釣れない私を慰めているかのようだった。
夕マヅメのチャンス到来
だがここからが本日の本番、ウキにケミボタルを取り付けて投げると、ズボッと気持ちよく沈んでいく。追い食いさせようとしばらく待ってからリールを巻くが、掛かるのはやはり1匹。そのうち待ち時間が短くなって、サバや中アジがサオを大きく曲げてくれた。
夕日が沈み、すっかり暗くなるとアタリもなくなってきた。お隣さんはサオを仕舞いだしたので私も後を追ったが、このころからサビキにメバルが連続で掛かってくる。頑張ったら大きな奴が釣れるかもと思ったが、大きくても12cm。