前回は淀川周辺で釣れるタナゴの種類と使用するタックルや道具を紹介しました。今回はいよいよタナゴ釣りの釣り方の基本をご紹介します。ぜひ、この春は家族や仲間とタナゴ釣りに挑戦していただきたいです。
釣り方
ポイントとなる岸際周辺の水生植物や障害物付近に釣り座を構えたら、いよいいよ実釣です。まずはポイント際へタナゴを寄せるため、手返しよく何度もグルテンエサを付けた仕掛けを打ち返しながらタナゴのアタリを待ちます。タナゴが近くにいれば、エサがタナになじんだ直後にピクピクとした変化がウキに現れます。
タナになじんで10秒程度で反応がなければ、いったんサオを上げてエサの状態を確認し、エサが付いているようであればポイント際へ打ち返しを繰り返します。タナゴは上から落ちてくる物に対して反応する傾向が強いので、エサを上から落とす打ち直し作業が重要となります。
タナゴのアタリは繊細で、ウキを大きく沈めるアタリはタナゴ以外の外道(モロコやクチボソ、小ブナなど)が多いです。ただ、外道が釣れだすとタナゴも集まってきた可能性があるので、細心の注意を払いながら、ウキに出る小さなピクッ!としたアタリや変化でアワセを入れるようにしましょう。
ウキの下に目印を付けた仕掛けを使用すると、小型のタナゴのアタリが取りやすくなります。
タナゴ釣りについての紹介はいかがでしたでしょうか♪タナゴ釣りは家族連れでも楽しめるお手軽な釣りなので、この機会にぜひ、婚姻色の出たタナゴとの出あいを求めて出かけてみて下さい。
<梅原正史/TSURINEWS・WEBライター>