午後から競技スタイルで
午前中の釣りが終了後に参加メンバーの釣果を確認すると、私の4席左手で21尺の長ザオでタナは2.5mの両グルテンの釣りを試した白澤氏がいい釣りをされていたとのことであったが、私は午前中の釣りを続行し午後もチョウチンセット釣りの練習をすることにした。
正午にフラシを入れての実践競技がスタートすると、白澤氏が午前中後半の勢いそのままに入れ食い状態で猛ラッシュ。私は開始後すぐにエサを打ち始め、約10分ぐらいの比較的早いタイミングで1匹を釣り上げることができた。しかし、午前中に比べ緊迫しているせいか、周りのメンバーも皆渋い状況に手を焼いている様子。
私も試行錯誤を重ね、結局ハリスを75cmまで伸ばして、ハリを2号に戻し、バラケエサのとろスイミーを同じ分量の粒戦細粒に変更、クワセエサもハリスを伸ばしたことで、しっかり張らせることができる重めのタピオカに変更した。
それが功を奏したのか、午前2時半まで2匹の釣果であったが、そのからペースを上げることに成功。午後4時の最後の1投でも上りベラを仕留めることができ、終了時間を迎えた。
気になる競技結果は
1位は終始トップを独走の白澤氏で23.74kgと他のメンバーを大きく離して圧巻の釣果。2位、3位は10kg強、私は4.24kg(8匹)で12位となった。午後は時折強い風が吹き、浅ダナの釣りのメンバーが釣果を伸ばすことが難しかったこともあるが、上位は皆トーナメントで活躍のメンバーなので、12位は予想以上の結果であった。
このステップアップ講習会は第1日曜日に行われており、今年の7月までは天神釣り池で開催される予定になっている。釣りクラブ、釣友会の月例会のように入会という形式ではなく、都合が合う月だけでも気軽に参加できるので、夫婦や親子連れで参加の方も少なくない。ビギナーからベテランまで、幅広いレベルのメンバーが参加し練習している講習会であり、お勧めしたい。
<兜義信/TSURINEWS・WEBライター>
清和台天神釣り池