和歌山市内にある田ノ浦漁港は足場もよく、駐車場やトイレなど設備も充実。なによりイワシやアジなどのサビキ釣りが例年春先~秋ごろと長い期間楽しめるのが魅力。ファミリーでの釣行先としてはまさにうってつけだ。
情報提供:フィッシングマックス 和歌山インター店(釣果情報あり)
田ノ浦漁港の概要
田ノ浦漁港は浪早ビーチに隣接しており、すぐそばにお手洗いや駐車場が完備されている。
また、GWごろからはゲートを開放し(料金は発生)、駐車スペースを拡大。200台ほど止められるようになり、釣り場に車横付けでサオも出せるようになるのが特徴だ。
サビキ釣りがオススメ
港内は足場しっかりで、大人数がサオを出せる広さ。コの字型になった港内の中央には浮き桟橋が延びており、特に人気のポイントとなっている。
釣り物のメインはサビキでイワシ、アジなど。例年では3月中旬ごろからイワシの回遊が始まり、最初は主にカタクチイワシが釣れるが、徐々にマイワシも交じるようになり、GW前ぐらいから豆アジが釣れ出すのがパターン。
今年は4月頭前後から8~10cmのイワシが爆釣し始め、1人3ケタの釣果も続出。また、水温が高いためか、同じころから夕マズメに豆アジもポツポツと釣れだしている様子。
フラッシャー付きがおすすめ
イワシの爆釣は夏や秋などにも度々あるそうなので、近くの釣具店などで情報を仕入れてから釣行するのがお勧め。また、イワシ狙いならサビキ仕掛けはスキンではなく、フラッシャー(ヒゲ)付を使用するのがお勧め。
アジは季節が経過するごとに大きくなっていき、冬場になると20cm級にぐらいになるので、アジングで釣行しても面白い。
また、これらのベイトを追いかけてスズキやサゴシ、ハマチ、ヒラメなどのフィッシュイーターも港内に入ってくることがあり、釣れたイワシを使ってノマセ釣りも楽しめる。また、浮き桟橋周辺ではエビまき釣りも良好。
ショアジギングも可能
沖向きでもアジ、イワシが回遊しているが、足場が高いためファミリーで釣るには不向き。こちらでは主にルアーマンが青物狙いで投げている他、ノマセなども楽しめる。
<平塚悠介/TSURINEWS・関西編集部>
田ノ浦漁港