春の訪れとともに気になるのが、メバリングである。神明エリアでも1、2を争うほどポテンシャルが高い、兵庫・神戸の垂水一文字へ友人と出かけてきた。この日は大潮で、月も出ない闇夜という絶好のメバリング日和。さらに風も弱く、もってこいの日となった。
二つのリグで攻略!
ようやく本命のターゲット!メバル釣りに移行。ナイトゲームがメインとなるメバリングでは、狙いを絞り二つのリグでチャレンジ!
ジグヘッド単体
こちらは接近戦として、軽量のジグヘッドで0.3gと0.5gを使い分け、足元や海藻の障害物を流して狙った。ほとんどがフォールで狙う釣りである。
スプリットショットリグ
そして、この日は大潮と潮流も速く、リグが流され過ぎてしまう。この様な潮流の速い明石海峡エリアでは特に有効となることが多い、スプリットショットリグを併用することにした。ジグヘッド単体の少し上(10㎝から15㎝)ほど上に2Bぐらい(ウエイトは状況によりかえることをお勧めしたい)のかみつぶしオモリを付けて狙うリグだ。
今回は、スプリットショットが、とても有効に効いた。少々の風ならば、キャストもしやすく、ジグヘッド単体より潮に流されにくいので、より丁寧に探ることができる。かみつぶしのオモリをかえることで様々なポイントが狙えるなど、私非常に重宝するリグ。
潮のヨレがポイント
メバリングで欠かせない狙いどころである、潮のヨレ(流れ方の違う潮流がぶつかるところ)は、エサとなるプランクトンや小魚が集まる格好のポイントである。目視でも確認でき、波気がないところや帯状に見える箇所がある。他にも怪しいポイントへキャストしてリールを巻くと、微かに軽くなったり、重くなったり変化があり、見つける事もできる。
こういったところにメバルは付いており、意外とイージーに釣れることが多い。今回は、20~23㎝クラスとサイズこそ出なかったもの、数釣りを楽しむことができた。
最終釣果
そして、気になるビックサイズは海藻の下や障害物に隠れていると思ったのだが、ここで出ることはなかった。後で聞いたのだが、友人もデカイサイズは27㎝までと、尺近いサイズは出なかったようだ。
しかし、関西屈指のポテンシャルを誇る垂水一文字には、いい時は、ビックサイズが連発することもあるので、多くのメバリングファンで賑わうフィールドだ。
気になる釣果は、20~27㎝までを40匹ほどと、本当によく釣れた一日であった。友人も、それなりに数釣りを楽しめたようで、なりよりだ。夜通しメバリングは、釣行時間が長いため、よく釣れる釣果になることが多い。次回は、サイズに絞りメバリングを楽しんでほしい。