3月1日、いよいよ静岡県も渓流釣りの解禁だ。富士川支流の渓流で、今シーズンの初物を狙い釣行した。
当日の状況
昨年は前日の大雨によって途中の林道で土砂崩れ、川は濁流でまともに釣りができず惨敗したことを思い出す。今年も前日に雨が降りだし、ドキドキしながら道具を車に積み込んだ。
午前3時に起床して外に出ると、霧雨程度が残り、渓流釣りにはちょうど良さそうだ。途中のコンビニで日券と朝食を買って富士川へ向かい、本流から支流に入る。少し開けた場所に出ると、霧はなく、小雨が降っている。やはり山は平地と違う。
午前5時、毎年来ているポイントに到着。だが途中に車は1台もなかった。解禁日に車がないと不安になる。それでもしばらくたつと1台2台と上っていく車があり安心した。
当日のタックル&仕掛け
午前5時30分に支度を始める。5.4mの中硬調のサオにハリス0.6号4mの通し仕掛けをセット(天上イトを忘れた)。そこにアマゴバリ7号を結び、ガン玉2を付ける。エサはイクラとミミズを用意した。
沈み石周辺で入れ食い
暗闇のなか、まずはイクラを付けて勘で流す。目印がどこにあるか分からない。サオを引っ張ったような気がしたが空振り。自分の見ていた場所より下流にあったようだ。
何度か釣っていると明確なアタリがきた。今シーズンの初物は18cmのきれいなアマゴだ。
この調子で釣っていく。周りが明るくなってくると、淵だと思っていたポイントは、水深50cmほどの底にいい石が点在しているポイントだった。
その沈み石の周りを攻めると入れ食いになり、時折23cmのアマゴがサオをしならせいい感触だ。
魚影濃くアタリ止まらず
そして、少しずつ移動しながら本筋や細かいポイントを攻めていく。
サイズはバラバラだが、どこを流してもアマゴが釣れる。
アワセと同時に飛んでくる小アマゴが釣れたり、モゾモゾとして掛からなかったり、いきなりひったくるアタリだったり、止まったまま食っていたりと、アタリのパターンもいろいろで飽きない。
なにより魚影が濃く、アタリが多い。