2月半ば、午前7時10分(中角水位40cm)、中角歩道橋下流で66.7cm3.6kgの見事なサクラマスをキャッチしたので報告したい。こちらは見事な鼻曲がりのオスだった。今年は2月で30匹ほどの持ち込み計量と渋いスタートだったが、私は道具のおかげでいい思いをしている。
当日の作戦
今年の九頭竜川はサクラマスの遡上が遅く、例年になく魚影は薄い感じだ。
2月10日、こういうときの居残りマスを釣るには、サオ抜けを探すしかないが、珍しく空いていた高屋上流右岸テトラに入ることができた。この日は中角水位35と、ここ最下流の高屋では流れも効いたり、効かなかったりを繰り返していた。
私としては高屋上流右岸テトラ沖のスリットに居着くサクラの鼻先をピンポイントでかすめるように、アンサーで少しずつ居残りマスの活性を上げていく作戦を取る。
初ヒットも・・・
1時間ほどかけて、ルアーチェンジをしながら同じコースをこする。そろそろいい流れになってきたので、スレッカラシマスに強い蛍光レッドのワンポイントが入ったBRKB23gゴールドベースに替えての1投目に待望のアタリ。
ガツンと私の思うポイントで、サクラマスをヒットさせることができた。
ただ、今期は私の推奨フックの在庫が薄く、こちらには市販品のシングルフックを使っていた。チモトのPEが細くヨレてフックの縦アイが横アイになるという代物。
ファーストフッキングの感触で、普段と違う嫌な違和感を覚え、すかさず追いアワセを入れたが、それでも刺さりが甘いと感じた。これは無理できないと判断して、下にいた釣友にタモ入れをお願いした。
どうにか岸まで寄せたが、テトラに阻まれやはりフックアウト。
この日はサクラマスを手にすることは出来なかった。
5日後にリベンジ達成!
それから5日後の15日、全面解禁前日の九頭竜川で最高の魚と出会うことできた。
場所は中角歩道橋右岸スロープ前。朝練なので良さそうなポイントを見極めつつ、3投目で待望のヒット。今回は追いアワセも決まった。
寄せてみるとそこそこいい型。オス独特のトルクある2回目の突っ込みをかわし、見事に一発でタモ入れも決めた。
現場の又寸で66cmだったが、家の用事やらで夜の閉店前にお店へ持ち込んだら、さすがに縮んで66.7cm3.6kgのグッドサイズ。拓寸では68cmだった。
何よりもオスというのが誇らしかった。