2月3日(日)、群馬県吾妻郡嬬恋村のバラギ湖へ、氷上ワカサギ釣行に行ってきた。
当日のタックル
釣行しようと思っていたが、あいにくインフルエンザにかかってしまい翌週の2月3日(日)に延期。
同湖は無印良品のキャンプ場・カンパーニャ嬬恋の一部にあり、凍結後約1カ月半ほど穴釣りができる。しかし、ここ二年間はワカサギの生育が悪く解禁していなかった。今季は生育がうまくいって、試し釣りで好釣果が得られたので解禁したそうだ。
7時半から受け付けが始まり、8時前に入場。湖上は雪が20cmほど積もっていたが、踏み固められていたのでテントを引くのは楽だった。釣果表で数の上がっている奥側のBポイントで始める。魚探の反応はあまり明確ではなかったが、底のほうにかすかに映っている。
タックルは水深が1.7mしかないので手ぐりにした。もっともこの湖は深いところでも2m強なので最初から電動リールは持ってこなかった。魚が小さいので、ハリは0.5号、オモリ下バリを付ける。エサは本ラビットという小さなサシ。
小さなアタリをアワせる
初めアタリはほとんどなかったが、誘いを繰り返しているうちにやっとアタリがでるようになった。そこから小型ばかりだったが、コンスタントに釣れる。
ごくまれに10cmぐらいの越年魚と思われる良型が交じった。魚探には大きな群れが回ってきたが、魚影とアタリとはあまり相関はなかった。
とにかくアタリが小さく、穂先のわずかな揺れに強めのアワセを入れないとハリ掛かりしない。穂先が縦に動くものは分かるが、ミチイトが横へかすかに動くアタリをアワせて、ワカサギが掛かるとその感触がじつに楽しかった。
最終釣果は?
とにかく、まめな誘いと小さなハリに小さくカットしたエサ付けが釣果アップのコツ。また、この湖にはニジマスが多く放流されており、その強烈なアタックに仕掛けを切られることが多い。ただ、この日はそれがまったくなかったのはラッキーだった。
途中、一度だけ場所替えしたが、ほぼ一日中コンスタントに釣れた。最終的に331尾で15時半に納竿。
事務所で釣果を確認すると竿頭は410尾。急激に氷が緩むことがなければ、3月3日まで営業予定。
今季、ワカサギの魚影はかなり濃かったように感じた。
ボートでは味わえない氷上のワカサギ釣り、また来季も楽しみにしている。
<週刊つりニュース関東版 APC・郡 直道/TSURINEWS編>
バラギ湖