釣れた「アイゴ」の【下処理方法と美味しい食べ方】を解説 毒棘には細心のご注意を

釣れた「アイゴ」の【下処理方法と美味しい食べ方】を解説 毒棘には細心のご注意を

毒針があり厄介なゲストのアイゴ。実は美味しい魚で、カワハギにも似た濃厚な旨味と脂の甘味があります。ただ皮や内臓などに臭みがあるので、下処理次第で食味が大きく変わるのもアイゴの特徴です。そこで今回はそんなアイゴの下処理方法と美味しい食べ方を紹介します。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・杉本隼一)

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Shunichi_Sugimoto

静岡在住の釣り好きです。季節ごとその時に釣れているターゲットを狙って一年中釣りを楽しんでいます。解説記事をメインに釣果レシピや釣行記も執筆中。

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アイゴの食べ方

刺身で食べる際に注意する点として、皮の表面に臭みがあるためこまめにまな板を洗い、皮がついた部分に身を置かないようにします。白身魚のため数日寝かせるともっちりとして旨味も増えますが、時間が経つと皮目の臭みが復活する場合もあるため、可能なら3日以内に消費するのがおすすめです。

釣れた「アイゴ」の【下処理方法と美味しい食べ方】を解説 毒棘には細心のご注意を皮にも臭みがあるので慎重に捌こう(提供:TSURINEWSライター・杉本隼一)

普通に食べても美味しいですが、筆者のおすすめが塩締めです。半身の状態、皮を引いたサクどちらでも塩締めできます。全体に塩を振って半身なら約1時間、サクなら約30分を目安に寝かせます。

浸透圧の効果で余計な水分と一緒に臭みが出てくるためバットなどに入れて傾けておきます。出てきた水分を拭き取ってからいつも通りに刺身を引いて完成です。もちもちとした食感と濃縮された旨味が特徴で、口いっぱいに濃厚な旨味が広がります。他にも昆布締めや漬けにしても美味しいので、アイゴを釣ったら是非一度試してみてはいかがでしょうか。

釣れた「アイゴ」の【下処理方法と美味しい食べ方】を解説 毒棘には細心のご注意をアイゴの刺身(提供:TSURINEWSライター・杉本隼一)

<杉本隼一/TSURINEWSライター>