昨年から二年連続で、東京湾奥に大量のサワラやサゴシが回遊!表層で逃げ回るイワシなどを高速で追いまわして捕食しているこの魚は、移動速度や目のよさから、簡単に釣れないぶん、逆にゲーム性が高く、狙う人が多い。今回もボートサワラゲームを満喫してきた!
東京湾奥ルアーゲームが熱い!
ゲーム性の高さと強烈な引き。全国で大人気のルアーターゲット・シーバス。
なかでも東京湾は、日本一の魚影をほこり、一年を通して船や陸から手軽に楽しめる最高のフィールド。
私も大好きなので、かれこれ20年近くボートや遊漁船で様々な釣りを楽しんでいるが、近年は、同じタックルやルアーでサワラやカサゴなども釣れるようになり、ますます湾奥のルアーゲームが熱くなっている。
昨年から二年連続で、湾奥に大量のサワラやサゴシが回遊。
とくに、全身がトロのようになった脂ノリノリの大型は、食味も最高級なので、普段はルアーをしない友人からも度々レクチャー依頼があるほどだ。
12月の2回の釣行を振り返ってみよう。
初回は湾奥サワラ第二波到来中!
12月頭、佐々木さんと江崎さん、匠さん親子と出船。
この日は、湾奥サワラ第二波到来という感じの魚影と高活性で、経験者の佐々木さんはもちろん、初挑戦の忍さんはシーバス多数に92cmの特大を頭に5尾のサワラをキャッチ。
匠さんは、初めての船釣りにもかかわらず、同魚2尾に加え、シーバスは70cmの大型を含み多数釣り上げて大興奮。
私も、92cm頭にサワラ16ヒットの8ゲットと、超エキサイティングなキャスティングゲームとなった。
2回目は小学生が大物ゲット!
12月8日(土)は、窪田さん、昊くん(5年生)親子と、吉田さん、下村さんと挑戦。
この日もシーバスはみんなで入れ食い。吉田さんは早々に91cmの極太のサワラをキャッチ。
昊くんも、頑張ってキャストを続けた結果、見事2尾をゲットしドヤ顔。
苦戦していた下村さんは、最後のひと流しで奇跡的な1尾を釣り上げた。
今回の釣りでは、季節限定のサワラをはじめ、シーバスやカサゴは自己記録更新を達成してもらえて本当によかった。
今後の狙いは?
今後、真冬から春にかけては、深場でメタルジグを使った小型・中型中心のシーバス数釣り。水深1~10mほどの浅場のオープンウォーター(平場)のキャスティングゲームでは、80cmや90cm級のランカーも狙える季節になる。
今年は、様々な高級ゲストも多彩なので、シーバスを中心とした色々なターゲットの自己記録更新を狙ってチャレンジしてほしい。
<週刊つりニュース関東版 APC・奥野忠弘/TSURINEWS編>