冬本番になった東北地方。日々雪が舞い寒い毎日が続いております。こたつでぬくぬくと・・・は、しません!こうなると逆にテンションが上がってくるのがクロソイ狙い!今回はクロソイを狙うため青森県へ遠征釣行してきました。極寒の青森県での激熱のロックフィッシュゲームをレポートします!
強風&降雪&寒さとの闘い
アイナメを釣り上げた後はバイトがあるもののなかなかヒットに至らない時間が続きます。
そういった状況のなか強風と雪が体の体力をこれでもかと奪っていきます。指の感覚が無くなっていき、頼りになるのはラインの動きのみ。
しかしそれも時折来る強風がラインの動きを妨げて状況が分かりづらい。本当に風は厄介です。
そしてタイムリミットが段々と近づいてきます。
リミット間近で神頼み!
指の感覚が無くなってきて強風にも苦戦を強いられる状況。
今までは釣りを少しスロー気味で展開しておりましたが、それだとなにかと外的要因の影響を受けてしまうため、今度は早い展開の釣りにチェンジ。
タイムリミットも近いため早めの展開でやる気のある個体を探す作戦に変更しました。
ロッド操作も一つ一つの動きを早めにし、リアクションを狙った釣りで誘っていきます。
残り時間は30分、せっかく青森県まで来たのだから良い魚を釣りたい!
もはや神頼みです(笑)
するとなんとその願いが通じました。
リアクションバイト狙いで強めにロッドを煽りルアーがカーブフォールした瞬間、ゴンッ!っと一発吸引バイト!!
食った!そして渾身の鬼アワセ!!
ついに良型本命クロソイが!
ロッドに伝わった重量感はなかなかのもの。
引き的にはアイナメではなくソイに近い。
抵抗する魚に負けないようにしっかりとロッドを立ててファイト。
そして釣れたのはなんと、良型のクロソイ!
型も40アップでナイスコンディション!このサイズにもなるとショアからですとファイトを存分に堪能することができますね。
基本的にショアから狙えるクロソイは夜行性が多い中、デイゲームで釣れたことは本当にビックリです。
初場所そして厳しいコンディションでのデイゲームではありましたが、それをも忘れさせる青森からのプレゼントは本当に価値ある一匹でした。
寄り道は八食センターがオススメ
釣りを終えこの日は八戸市で現地の皆さんとの忘年会。
沢山釣りのお話をすることができて本当に楽しませて頂きました。
翌日の朝に宮城へ向かう前に、八戸市と言えばここっ!「八食センター」
ここでは現地で水揚げされた新鮮な海産物やお土産コーナーがあるので本当にいつも活気のある場所です。
お店の中では購入した魚介類を自分達で焼いて食べることも出来ます。
県内外からとても多くの観光客が訪れます。
毎年青森県には釣りで足を運んでおりますが、またすぐにでも来たくなる不思議な魅力があります。
真冬で雪が厳しいこの時期ですが、逆にこの時期だからこその楽しみ方があります。
皆さんも安全対策はもちろんのこと寒さ対策も万全に行って、是非青森県に足を運び釣り・温泉・食を楽しんでみてはいかがでしょうか。
夏泊半島
<阿部慶行/TSURINEWS・WEBライター>