5月11日、包丁の有名ブランド「関孫六」を展開している貝印株式会社が、包丁の「研ぎ」に関するリアルイベントを開催。そのイベントに「包丁マイスター」という包丁のエキスパートがいたため、突撃取材。釣り人なら使うことの多い出刃包丁の研ぎ方について聞いてみた。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWS編集部 河野)
初心者におすすめしたい砥石
最後に出刃包丁を研ぐ際、初心者におススメしたい砥石について伺った。
先ほど、出刃包丁を研ぐ時は「荒砥石」を使う機会が多いとお話しました。その「荒砥石」と「中砥石」がセットになった「コンビ砥石」があるので、そちらをおススメしたいです。
片刃用のシャープナー」も弊社で販売しています。おススメは砥石ですが、砥石で研ぐのが面倒とおっしゃる方は、「片刃用のシャープナー」でも簡易的に研ぐことは可能です。
魚を捌く包丁はこまめに研ごう!
今回のイベントで、想像以上に魚の骨を断つ出刃包丁は痛みやすいことが分かった。こまめな「研ぎ活」をすることで、包丁を長く使うことができ、それが個々人のサスティナブルな取り組みにもつながる。面倒に思う釣り人もいるかもしれないが、時間を見つけてこまめに包丁を研いでみてはいかがだろうか。
<河野/TSURINEWS編集部>