11月下旬、仕事が終わり、そのまま福岡県糸島市にある岐志漁港に向かい、ここから出ている玄海丸を利用し、烏帽子島に渡してもらった。
ショアジギ&タイラバタックル
今回のタックルは、もちろん青物狙いだが、まだ夜が明けきっておらず月がギラギラ出ていたため、もう一つ、タイラバタックルを組んだ。
夜が明けるかな~というときに足元で青物のボイル発生!
すぐにラピードで応戦!
早く釣りたい気持ちを抑えつつ、確実にルアーが水をかみ、きれいに泳ぐことを意識する。
「チェイス×2!」→「ドバッ!」→「乗った×2!」→「うぉ~キツい~!」→「あれ? 抜けた?」
気を取り直しやるが3回も同じミス!
「え? 何?」原因はマッチザベイトとは不釣り合いのルアーにアタックしてくるため、テールフックに一本フッキング!
「そら~取れるわ!」。
いろいろルアーを変更し試したが、どうもこの日のパターンはゆっくりな動き+完全トップ、シンペンにまったく反応がない。
「……珍しい」
5kgブリに、タイラバでキジハタ!
またラピードに替えて誘っていると「ドバッ!」
「今度はバラさない!」ゴリ巻きし、抜き上げたのは5kgサイズの「ブリ!」
その後、飽きるまでブリを楽しみ、タイラバでキジハタ(アコウ)マンションを直撃し10尾は持ち帰りし、30cm以下の個体はリリース。
さらに80cmヒラマサ!
さすがにヒラマサを釣りたかったので島を探検!
すると上陸した所の近くにちょっとした岬+流れ+ベイト。
「俺がヒラマサなら海面+岩盤でベイトの動きが制限され、逃げ場がないこんな所に追い込むか待ち伏せするよな~」。
1ジャーク2ジャーク3ジャーク4ジャーク5……「ドッバーン!」
「ミスった! あ~まだ追って……よし乗った~」
ゴリ巻きし秒殺! 80cm、5kgのヒラマサだった!
その後はまたキジハタマンションを突き、ヤズ1尾追加で午後3時を迎えて帰路に。
<週刊つりニュース西部版 APC・日髙隆行/TSURINEWS編>
玄海丸
出船場所:福岡県糸島市岐志漁港