福井県でエギングタックルを使用し、シロギスとモンゴウイカを狙った釣行を行いました。風予報を考慮して越前方面に向かい、堤防で独占釣りを楽しみました。エギングでは2kgを超えるモンゴウイカを釣り上げ、投げ釣りではシロギスも期待できる状況でした。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・田村昭人)
キスを探し回る
堤防の先端から100m沖にある一文字堤防を目掛けてキャストしました。一文字堤防周辺は捨て石があり、根掛かりしそうなので、少し巻いて捨て石を避けました。やはり深場にはアマモが生えておらず、砂地をゆっくりと探りながら狙いましたが、アタリはありませんでした。
アマモが生えている所までを狙うと、小さく「ククッ」と当たるものの、針掛かりはしませんでした。キスではないと判断しました。この時期は小さなシロギスはまだ入っておらず、食ってくればまともなサイズのシロギスのはずです。
次は一文字堤防から海岸に向かって潮が流れてくる斜め方向にフルキャストしました。やはり深場にはアマモがなく、少し探るとアマモ群になり、回収するとホンダワラ群に絡みつきます。
キスが釣れる
アオリイカも入ってきていて、良さそうな藻場が広がっており、楽しみなポイントになっています。しかし、投げ釣りではフグや外道も釣れず、まだ早かったかと感じながら、砂地部分を狙い続けました。1時間後、アマモのない所で集中的に探ると、「ググン!」と良いアタリがありました。
回収時に藻場に絡まないように早めに浮かして巻き上げました。ようやく今年初のシロギスが釣れ、そのサイズに嬉しさがこみ上げました。しかし、同じポイントに再び投げてもアタリはありませんでした。このまま時間だけが過ぎていきました。
釣行を振り返って
17時になり、釣りを終了しました。砂浜に隣接した堤防を探ってみたところ、浅瀬の砂浜にはまだ入っておらず、浅場にはホンダワラとアマモが良く発育しており、美しい藻場が広がっていました。
深場の砂地にシロギスが入ってきていたので、もうすぐ良いサイズのシロギスが入ってきて楽しめそうです。水温が上がると、小さなシロギスの数釣りができるので、投げ釣りシーズンも開幕ですね。
この藻場周りを今の時期はモンゴウイカが、これから6月いっぱいはアオリイカも狙えます。投げ釣りとエギングの釣行が楽しめる釣り場ですから、ちょい投げ仕掛けをエギBOXに忍ばせておくと色々楽しめるでしょう。
<田村昭人/TSURINEWSライター>