ヤエン釣りで【バラしを減らすコツ】 バラす原因も含めて釣りの工程ごとに徹底解説

ヤエン釣りで【バラしを減らすコツ】 バラす原因も含めて釣りの工程ごとに徹底解説

こんにちは、ナカイカです。皆さん、ヤエン釣りシーズン楽しんでいますか?今年はアオリイカの数も多そうで、アタリの数も期待できそうなシーズンです。そこで、ヤエン釣りに付き物の「バラし」を軽減するコツを紹介します。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター松浦天彦)

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ナカイカ

三重・福井でヤエン釣りをメインに、海釣りをしている釣人。春サイズ最高3.1kg、秋シーズン最高15杯。次の目標は4kgオーバーです。

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ヤエン投入時の対策

結論から言えば筆者はヤエン投入のタイミングとライン角度は毎回違いますが、一つの目安としてはアオリイカが大人しく寄せで寄ってくるな感じ、ラインの角度が50度ぐらいになったときがヤエン投入タイミングです。

アオリイカが大人しく寄ってくるということは、アジを食べることに夢中になり警戒心が薄れており、ライン角度50度はヤエンがもっとも進みやすく素早くアオリイカに到達できる角度だからです。

ライン張りすぎに注意

ヤエン投入時にラインを少し張っていた方がヤエンを投入しやすいですがあまり張りすぎるとアオリイカが走る危険性があるので注意が必要なのと、もしアオリイカが走ったらラインを送りましょう。

ヤエン釣りで【バラしを減らすコツ】 バラす原因も含めて釣りの工程ごとに徹底解説頭ごと食べている(提供:TSURINEWSライターナカイカ)

また、ヤエンを投入時に竿を地面においてヤエンを投入してはいけません。竿に傷がついてしまう可能性とアオリイカが走ったときに竿をもってかれる危険性があります。

ヤエン到達の判断方法

ヤエン到達の判断方法はアオリイカのジェット噴射と穂先で判断する方法です。ヤエン投入後、さらに寄せていくとアオリイカが何かから逃げるようにジェット噴射をします。ただ、この時はほぼヤエンは掛かっていないのでラインを送ります。

もしラインを送っても、何度もジェット噴射で走り続けて止まらない場合はヤエンが掛かっていると判断していいと思います。ジェット噴射をした後、竿を立ててテンションを緩めます。そして穂先の動きがチョンと動いて、ゆっくり穂先にアオリイカの重みが乗り穂先が曲がるならまだヤエンは到達していません。

これがチョンという動きがなく、アオリイカの重みだけで穂先が曲がっていくならヤエンが到達しておりアワセのタイミングです。アワセは竿を水平にし斜め横に引いてアワセます。

取り込み時の対策

ヤエンが掛かりアオリイカが水面に浮かんで近くまで来ても取り込むまで油断してはいけません。

横に向けて掬う

魚は後退することがないので、自分に向かって寄せて網で掬えばいいのですがイカ類は後退するためアオリイカに向かって正面から網で掬おうとするとイカは抵抗してジェット噴射で逃げ、高確率で墨を吐きますので海面が真っ暗になり取り込みづらくなります。

それを防ぐためにはアオリイカを自分に向かって横にして、胴体の先端から掬わなければなりません。そして2kgの大型アオリイカは胴長が40cm前後、1kgでも胴長30cm前後でそこに顔と下足を含めますとかなりの巨体となりその分大きな玉網を用意しなければならず扱いづらいうえに、アオリイカを横にする動作も必要となり大変です。

ギャフを使う

ギャフは玉網と違い軽く操作がしやすいです。ただ、玉網と同じく自分に向かってアオリイカを横にし胴体にギャフを掛けるようにしてください。正面から掛けようとしますとアオリイカに視認されジェット噴射されるだけでなく、ギャフがヤエンに引っかかり外れる危険性もあります。

<ナカイカ/TSURINEWSライター>