東京湾横浜山下橋の黒川本家では、現在3隻体制で午前・午後LTアジを出船中。4月6日(土)に乗船取材した。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・岩下和弘)
釣れた魚は美味しいお土産に
30分ほどで移動。ここではいい人5、6尾を確保。ベイブリッジをくぐり横浜赤、白灯台を越えた辺りの水深16~17mで2流し目に入る。ここでは潮が動き出して、9時ごろにピークを迎えて入れ食い状態も。
左舷ミヨシ2番には同宿の常連・三野泰さん(港北区)が座り、トリプル、一荷交えて60尾を超える。釣り座は整頓されており、持参した布バケツは血抜き用、オケにはエアーポンプを装填して、魚を活かし管理もバッチリ。釣った魚は近所の店などへ持参して振る舞うと言う。
取り込んでハリから外れてしまった魚は、すぐにエラをハサミで切って首を折って血抜き。流れるような手捌きで無駄がない。
イシモチも交じる
右舷ミヨシは佐々木知花さん(清瀬市)。キンギョ釣りで熱くなっていたところ職場仲間に船釣りに誘われたのがきっかけ。今でははまって、同宿に月2ペースで通う。
当日もトリプル、一荷と多点掛け交えて60尾台に。アジの処理の仕方が前述の三野さん同様で伺ってみると「三野さんが師匠で教わって上手になった」とのこと。時折良型のイシモチなどが交じり、サメも数尾邪魔をする場面も。