空き缶からバイブレーションルアーを作る方法 材料は2つだけで工程も簡単!

空き缶からバイブレーションルアーを作る方法 材料は2つだけで工程も簡単!

突然ですが、みなさんはどのような夜を過ごされていますか?仕事の終わりにお酒を一杯。または、釣ってきた魚をつまみに一口…という人も多いのではないでしょうか。そんな中出てくる空き缶。そのままゴミとして捨ててしまわれる方がほとんどだと思います。今回は、そんな空き缶をルアーに変えてしまう方法を紹介しようと思います。もしかしたら、ゴミがお宝に化けるかも?簡単にできるので、ぜひ挑戦してみてください。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・泉陽登)

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泉陽登

釣りを通して様々な事を学んでいます。夢は世界を旅しながら様々な魚と闘うこと。

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空き缶ルアー製作

今回解説する空き缶ルアー製作は、簡単に出来てしまうことが特徴です。紹介する材料も道具も手に入りやすいものがほとんどです。お酒を飲まない方でも、ジュースを飲むときに空き缶を手にする機会があると思います。空き缶なら何でもいいので、是非とも挑戦してみてください。

最近では、簡単に作れるキットのようなものもでています。しかし、今回は簡単で安価なルアーを作ることが目的なので、販売されているキットは使いません。全て一から自作します。

製作する中で刃物を使用します。ケガをしないように細心の注意を払いながら作りましょう。

用意するもの

材料は、空き缶、つぶしオモリ(ガン玉)だけです。この二つがあれば、空き缶をルアーに変身させることができます。

道具は、金切りバサミ、瞬間接着剤、紙、ペン、電動ドリルです。ドリルはホームセンターなどに売っている安価なもので大丈夫です。私はカインズホームで売られているDIY用のドリルを購入しました。ドリルの先は1~1.5mmほどのものを使いましょう。

自分はお酒を飲まないので、今回の空き缶はコカ・コーラのものを使います。空き缶なら何でも大丈夫です。

空き缶からバイブレーションルアーを作る方法 材料は2つだけで工程も簡単!空き缶バイブレーションルアーの制作に使う道具(提供:TSURINEWSライター・泉陽登)

製作開始!

まずは、紙に作りたいルアーの形を書きましょう。今回製作するルアーはバイブレーションです。自分好みの形を書きテンプレートを作りましょう。オモリとのサイズを考えて、バランスよくなるようにデザインしてみましょう。ポイントは、オモリを付ける部分は切り口を作ってあげるとしっかり泳いでくれます。

空き缶からバイブレーションルアーを作る方法 材料は2つだけで工程も簡単!紙に作りたいルアーの形を書く(提供:TSURINEWSライター・泉陽登)

次は、金切りバサミを使い上口と下口を切り離します。切る部分によってはとても固いので、気を付けながら作業しましょう。ハサミが使いにくい場合は、カッターを使うと作業が楽です。そして、さきほどデザインしたルアーのテンプレートを使い、切り離した一枚の空き缶板へ転写させます。

空き缶からバイブレーションルアーを作る方法 材料は2つだけで工程も簡単!空き缶を解体(提供:TSURINEWSライター・泉陽登)

転写できたらハサミで切り取り、平になるように伸ばします。このプレートを2~3枚ほど作り、接着剤を使って一枚の板にしましょう。缶のアルミ板の強度によっては、テンプレートは1枚だけで十分な場合もあります。使用する缶によるので、ご自身の判断で決めて下さい。

空き缶からバイブレーションルアーを作る方法 材料は2つだけで工程も簡単!ルアーの形に2~3枚切り出す(提供:TSURINEWSライター・泉陽登)

完全に接着できたら、穴を空けてオモリを付けます。オモリも付けただけでは外れてしまう可能性があるので、接着剤で確実に接着させましょう。

空き缶からバイブレーションルアーを作る方法 材料は2つだけで工程も簡単!穴を空けてオモリを付ける(提供:TSURINEWSライター・泉陽登)

完成!

ここまできたら完成です!出来栄えはともかく、簡単に製作できたのではないでしょうか?早速お風呂でスイムテストしてみましょう。

スイムテスト

スナップでルアーを繋げ、水中で上げ下げしてみてください。ブルブル震えたら成功です。今回のバイブレーションは縦釣りを想定したものになるので、ロッドアクションの上げ下げを意識して動かしてみましょう。ただ引きでもアクションしてくれるはずです。

Ver.2について

今回の空き缶ルアーには一つ懸念点があります。それは強度面です。空き缶のアルミ板はお世辞にも強度面で強いとは言えないです。実際この空き缶ルアーでバスを釣ったことがありますが、魚とのやり取りの末に、ルアーが折れ曲がってしまったことも少なくありません。

そのため今度の記事では、強度面でも強くなった空き缶ルアーVer.2について解説しようと思います。買った道具類もまだまだ活躍の場があります。決して無駄にはなりませんので、大切に保管しておいてください。

<泉陽登/TSURINEWSライター>