細いラインを結ぶなら『3.5ノット』が断然簡単 PEライン何号までなら対応可能?

細いラインを結ぶなら『3.5ノット』が断然簡単 PEライン何号までなら対応可能?

釣り場で約1分でできる、超簡単な結束「3.5ノット」。細イトでは特に安定感が高く、強度も強い。これを覚えてしまえば、本線とリーダーの結束で、他のものを覚える必要もないとまで言えるだろう。ただ3.5ノットは、太いイトは結べない。では、どれくらいの太さまで、3.5ノットが可能なのか?基本的なノットの情報から、太さの限界まで解説したい。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)

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井上海生

フィールドは大阪近郊。ライトゲームメイン。華奢なアジングロッドで大物を獲ることにロマンを感じます。

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簡単な3.5ノット

まずは3.5ノットの結束方法について、詳しく説明しよう。

(1)ライン本線とリーダーを重ねる

ラインの本線と、リーダーを重ねる。PEラインまたはエステルラインが本線という想定。これらのラインは摩擦に弱いので、必ず唾で湿らせて重ねておこう。

細いラインを結ぶなら『3.5ノット』が断然簡単 PEライン何号までなら対応可能?ライン2本を重ねて準備(提供:TSURINEWSライター井上海生)

この画像では、本線が赤、リーダーを白としている。

(2)輪を作って3回通す

ラインを2つ重ねた状態で、輪を作る。

細いラインを結ぶなら『3.5ノット』が断然簡単 PEライン何号までなら対応可能?輪を作る(提供:TSURINEWSライター井上海生)

そしてこの輪の中に、3回イトを通していく。

細いラインを結ぶなら『3.5ノット』が断然簡単 PEライン何号までなら対応可能?3回イトを通す(提供:TSURINEWSライター井上海生)

(3)本線だけもう1回通す

3回通した後、本線だけもう1回通す。

細いラインを結ぶなら『3.5ノット』が断然簡単 PEライン何号までなら対応可能?本線をもう1回通す(提供:TSURINEWSライター井上海生)

3回通して、本線だけもう1回通すから、3.5ノットだ。この状態から、ぎゅーっと力をじわじわ入れて締めこんだら完成。端線をカットしよう。

――いかがだろう?とても簡単なノットである。ただ、通す回数が適当になったり、特に本線も3回しか通さない「3ノット」になると、すぐに切れるので注意を。強度は、本線の80%くらいが保てるらしい。

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