「海晃丸」船長が体験したレアケースは【日本語通じない外国人が船上でインスタライブを開始】

「海晃丸」船長が体験したレアケースは【日本語通じない外国人が船上でインスタライブを開始】

福岡市中央区港から玄界灘の船釣りに出船している海晃丸。長年の遊漁船を行っていると色々な釣り人に出会う。その中でも、特に今の時代ならではの印象深いエピソードを尋ねた。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版 立石)

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船釣り エサ釣り

予約はいつも通り

それは玄界灘の青物釣りで今や秋の定番となった落とし込み釣りで外国の方が乗船した時のこと。

海晃丸が出船している福岡市は外国からの観光客も多いが、船長曰く「自分の船には外国人のお客さんはほとんどいません」と話すほど稀なこと。

港で1人待っていたのは……

乗船日の数日前、電話で日本語での予約。その内容と言うのが外国の方が乗船するとのこと。その後、予約の確認電話もなく、前日に「もう乗ってこないのかなぁ」と思っていたところ予約日の朝、港へ行くと外国人が1人待っている。英語で話しかけられるが、船長は英語が話せない。

ほかの乗船者の助けもあって、なんとか予約された人だと判明。席も1人分空いていたことからそのまま乗船することに。

隣の船の釣り人へ

落とし込み釣りで出船しているが、持ってきていたのはジギングタックル。落とし込みタックルを貸し出し、身振り手振りで釣り方を伝える。

釣りを開始してしばらくするとインスタライブを開始。同じ場所で釣りをしていた友人の遊漁船が向かいに来たところで、その船の釣り人に「ヤー!ヤー!」と大きな声で話し掛けている。

想像もしない出来事に船長もビックリ。会社を休んで乗船する人もいることから映像に残ることは心配の種。すぐさま友人に大丈夫なのか連絡。まったく知らない船のお客さんだと想像するとヒヤヒヤしたようだ。

釣果といえばヤガラのみだが、大変満足していたとのこと。船長は珍しい体験ができたと話してくれた。

<週刊つりニュース西部版 立石/TSURINEWS編>

 

海晃丸

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海晃丸(かいこうまる)  >

一本釣り漁が盛んな福岡・玄界島出身の船長。穏やかで丁寧な口調から優しい人柄がわかります。自身も大物釣りが大好きで、大物狙い志向です。