陸っぱりルアーフィッシング入門時にボウズ回避のための【3つの鉄則】

陸っぱりルアーフィッシング入門時にボウズ回避のための【3つの鉄則】

2024年こそ、ルアーフィッシング・デビュー!これから釣りをしてみようと考えている方に、ごく基礎的な釣りの3つの要点と、プラスワン「ここを釣ろう!」とお伝えしたい。ルアーフィッシングはマニアックな世界に思われるかもしれないが、実は今回お伝えするところで、ことオカッパリの釣りに関しては、ほとんどすべてが完結すると言ってもいい。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)

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井上海生

フィールドは大阪近郊。ライトゲームメイン。華奢なアジングロッドで大物を獲ることにロマンを感じます。

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ショア ソルトルアー

1月のライトゲームを例に

では続けて、海のルアーフィッシング入門に最適な、ライトゲームについて詳しく紹介したい。おりしもこの記事が公開される現在(冬)は、メバルが好ターゲットだ。メバルをどう狙うかを、「タックル」「ラインシステム」「レンジ」の順番で端的に述べる。

メバリングの3要件

タックル:7ft台のメバリングロッド、2000番のスピニングリール

ラインシステム:2lbのフロロカーボンライン

レンジ:昼はボトム(海底付近)、夜は表層(海面直下)

この3要件を押さえて、1g程度のジグヘッドに1.5inchのワーム(ソフトルアー)を用いて釣っていけば、高い確率で釣れる。「足元近い場所」を、ゆっくりと引くのがコツだ。

陸っぱりルアーフィッシング入門時にボウズ回避のための【3つの鉄則】簡単なメバリング(提供:TSURINEWSライター井上海生)

どんな魚も「足元から釣る」

上記、メバリングについてごく簡単に解説しているが、実際こんなもんである。とにかく「足元」を外さずに引いていれば、レンジが多少違ってもカサゴやその他の根魚類が食う。そのうち慣れてくれば、メバルを専門的に狙えるようになってくる。

そう――どんな魚も「足元」なのだ。ルアーフィッシング・デビューのために、以上の3要件に加えて、「足元から釣ること」を徹底したい。陸から狙う多くの魚は、足元に個体数が豊富だ。スズキやクロダイなどの大型魚もそうで、必ず魚は足元に着く。足元すなわち「壁際」とは、魚が身を隠すためにも良いし、獲物を追い詰めて食うにも効率的だからだ。

陸っぱりルアーフィッシング入門時にボウズ回避のための【3つの鉄則】変化のある場所も欠かさず(提供:TSURINEWSライター井上海生)

上の画像のような、ただ平べったい堤防の中でも、変化のある場所は要注目。足元の釣りの中でも、一級地である。プランクトン、小魚、中型の魚、大型魚の食物連鎖が起きている場所だ。上述の3要件を満たして、足元の釣りに熟達すれば、釣果が手堅いものとなる。

<井上海生/TSURINEWSライター>