ボートワカサギで304尾!5点掛けも【山梨県・河口湖ボートハウス】

ボートワカサギで304尾!5点掛けも【山梨県・河口湖ボートハウス】

11月9日(金)、山梨県南都留郡富士河口湖町の河口湖へボートワカサギ釣行した。

アバター画像 TSURINEWS編集部

淡水の釣り ワカサギ釣り

ビギナーにも親切なボート屋

ワカサギ釣りが3回目の土屋さんと、湖の北岸にある河口湖ボートハウスへ向かう。

ボートワカサギで304尾!5点掛けも【山梨県・河口湖ボートハウス】河口湖ボートハウス

6時に到着、気温は9度。この時期にしては高めだが、風が吹くと一気に体感温度が下がるため、防寒対策は十分に行う。

スタッフに状況を聞くと、

「湖のどこにでも魚がいる状況です。ピンポイントで群れを見つけるというよりは、一日中拾い続けた人がいい結果になっています。上手な人は10束超えの釣果も出ていますし、初心者も100尾以上確保しており、誰でも楽しめる時期ですエサは赤虫、紅サシどちらでも大きな差はありません。」と、親切に教えてくれる。

同店はレンタルタックルが充実していて、釣り方のレクチャーもあるのでビギナーも安心して利用できる。

富士山と紅葉を楽しみながら

紅サシを買い、ボートを借りて出発。

ボートワカサギで304尾!5点掛けも【山梨県・河口湖ボートハウス】雲間からのぞく富士山

最近のポイントは長崎沖とのことで、雲間からちらりとのぞく富士山に向けて進む。10分ほどで到着し、風向きを確認しつつアンカリング。

ボートワカサギで304尾!5点掛けも【山梨県・河口湖ボートハウス】紅葉をバックに

手巻きリール竿に7本バリ仕掛けをセット。エサは半分にカットしてハリに付ける。水深は9.2m。

底をわずかに切って数秒待ち、反応がなければ竿先を上下させて誘う。

タナは底から1m

すぐにアタリがでて、軽くアワせると、プルプルと心地いい引きがイトを通じて手元まで伝わってくる。水面を割ったのは9cmほどの本命で、まずはひと安心。

ボートワカサギで304尾!5点掛けも【山梨県・河口湖ボートハウス】多点掛けに満足の土屋さん

一番上のハリに食ってきて、魚のいる層がやや上にあることが分かる。

2投目は底から50cm巻いてから誘う。アタリのあと上げてみると7本バリの1と3番目に掛かっている。

3投目は底から1mのタナに合わせると、すぐにヒット、どんどん竿先が絞り込まれて4点掛け。2~6番目のハリに食っており、ここが泳層と判断できた。

開始1時間半ほどで1束を超え、いいペースで掛かり続ける。同行の土屋さんも3、4点掛けを交えて好調。「この調子なら自己ベストが狙えそう」と笑顔を見せる。

5点掛けも!

しかし、10時ごろから雨が降り始めると、食いも落ち着いてしまう。

1投1、2尾ペースの拾い釣り。群れが来たときには多点掛けがあり、最高5点掛けまで達成できた。

ボートワカサギで304尾!5点掛けも【山梨県・河口湖ボートハウス】釣果に満足の筆者

14時過ぎに雨が強まってきたため、1時間早く納竿。

本日の釣果

釣果は7~11cm304尾でどうにか3束オーバー。土屋さんは167尾で自己ベストを更新し、「久しぶりにたくさん釣れて楽しかった」と笑顔。

ボートワカサギで304尾!5点掛けも【山梨県・河口湖ボートハウス】本日の釣果

スタッフは「今後気温が下がり、群れが固まってくればここ数年と同じように大釣りが期待できます。ぜひ遊びに来てください」と見通しをコメントした。同店は、屋根付きボートのレンタルを開始予定。

ボートワカサギで304尾!5点掛けも【山梨県・河口湖ボートハウス】ワカサギの天ぷら

帰宅後はお待ちかねの夕食。シーズン初のワカサギを、定番の天ぷらと南蛮漬けに。衣サクサク、身はホクホクで飯の友にもおつまみにもピッタリだった。

<週刊つりニュース関東版 山梨・堀口 俊/TSURINEWS編>

▼この釣船について
河口湖ボートハウス
この記事は『週刊つりニュース版』2018年11月23日号に掲載された記事を再編集したものになります。