11月前半に根魚のカサゴをメインに狙って愛知県碧南市の大浜漁港(出口南側)へ釣行した。イソメを使ったヘチ狙いのミャク釣りで五目を達成したいところだ。
絶好の釣り日和
午後6時に到着。すでに周囲は真っ暗だ。けれど、この日は冬型の気圧配置が緩んで寒さは感じられず、無風状態の絶好の釣り日和だった。
衣浦港の満潮は午後5時26分なので、下げ潮からの釣りとなる。予定では午後9時までの約3時間の釣行だ。港の出口付近では照明を海面に向けてヒイカを狙う人たちがいたので、迷惑にならないよう少し離れて準備をした。
堤防際をミャク釣りで狙う
エサはアオイソメ、ヘチ(堤防際)をミャク釣りで狙う。
ヘチから30cm離れた所に投入すると、目印のケミホタルがゆっくり沈んでいく。
水深は3m。
ケミホタルが止まるのを待ち、エサのアオイソメがゆっくり海底を移動するイメージで、少しずつ歩きながらポイントを変えていく。
さぁ、足元にはどんな魚たちがいるのか楽しみだ。
1匹目は良型タケノコメバル
ミチイトを張った時にコツコツとアタリ。確認しながらゆっくりサオを立てるとグイグイ引っ張っていく。足元へ引っ張るので根魚のようだ。
慎重に水面まで上げると黒っぽい魚体が見え、一気に引き抜きヘッドキャップの明かりで照らすとタケノコメバル19cm。
この付近の岸壁で釣れるサイズとしては良型だ。
カサゴにセイゴ!
2mほど移動した所で再びアタリがあり、ゆっくりサオを立てると足元に引っ張られる。
今度も根魚のようだ。慎重に引き抜いたのはアべレージサイズのカサゴ15cm。
そこから3m移動した場所でカサゴ16cmを追加。
誘いのパターンが合っているようなので、アタリの出るポイントまで少しずつ移動する。すると今度はヒットした後に沖へ向かってケミホタルが動いた。水面に見えたのは銀色の魚体。底付近で20cmぐらいのセイゴが食ってきた。
続いてカサゴ17cmがヒット。そして小さなアタリできたのは10cmぐらいのチビカサゴとチビタケノコメバル。3mほど移動してカサゴ18cm、続けてセイゴ20cmがヒット。こちらはハリをのみ込んでいたので、血抜きしてクーラーに入れた。
マハゼも!
次にヒットしたのはマハゼ15cm。
その後も、移動しながら探るとアベレージサイズのカサゴに交じってリリースサイズのタケノコメバルやカサゴがヒットした。
アナゴで五目達成!
帰宅時間の午後9時ごろ、そろそろ納竿しようとしていたらアナゴ30cmがヒット。この1匹を最後に納竿した。
この日の釣果はカサゴ14~18cm18匹、他にタケノコメバル、マハゼ、アナゴ各1匹とハリをのみ込んでリリースできなかったセイゴ8匹だった。
ヒイカやアナゴ狙いも面白いかもしれない。天気のいい日に息子を連れて釣行しようと思う。
<週刊つりニュース中部版APC・山本嘉弘/TSURINEWS編>
大浜漁港
この記事は『週刊つりニュース版』2018年11月23日号に掲載された記事を再編集したものになります。