『Foojin’RS』はシーバスロッドの革命児? 実際に使ってみた使用感を紹介

『Foojin’RS』はシーバスロッドの革命児? 実際に使ってみた使用感を紹介

2022年末にAPIA社から満を持して発売されたFoojin’RS。実売価格も40,000円前後とコストを抑えた価格設定という事もあり、大きな話題となりました。9機種のうちの1機種を筆者も購入したので、今回はその使用感を紹介します。その実力はいかに!

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・須藤雄飛)

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須藤雄飛

30代。秋田県在住のアングラー。幼少期から釣りをたしなみ20代からルアー釣りを開始。最も得意な釣りジャンルはサーフフラットフィッシュ。

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予約が殺到した「Foojin’RS」

筆者は「APIA Foojin’RS」を何とか発売日にゲットしました。2022年の夏に予約を開始していたので、APIA社のホームページから予約をしておきました。

ちなみに筆者が注文したのは105MHのベルーガです。秋ぐらいにも追加の予約受付がありましたが、本当にすぐに売り切れてしまいましたね。発送まで多少遅れがあったものの、12月中の年内に届いたと記憶しています。

『Foojin’RS』はシーバスロッドの革命児? 実際に使ってみた使用感を紹介APIA Foojin’RSベルーガ105MH(提供:TSURINEWSライター・須藤雄飛)

追加予約受付中

機種にもよりますが、発売から半年以上たった今も追加予約を受け付けているようです。APIAホームページでメールアドレスを登録すると入荷情報のメールを受け取れます。予約がなかなかできなかった人もこれを機に、是非登録しておきましょう。

フラッグシップモデルと同じ素材

「APIA Foojin’RS」はTORAYCAという第3世代のカーボン繊維を使用しています。T1100GM40Xという素材を練り合わせたブランクスは高弾性で強度が高いです。正直ちょっと難しい話ですが、とにかくいい素材ということです。

実はこの第3世代カーボンは2021年にリニューアルして発売された、Foojin’Zで初めて採用された素材なのです。Foojin’ZというとAPIAのフラッグシップモデルのロッドです。そのロッドと同じ材料を使っているのに、実売価格が40,000円前後という事もあり予約が殺到したわけですね。

キャスト感が素晴らしい

実はロッドの解説文に、60%の力で最大級の飛距離が出ると書いてありました。仕様前はさすがに「そんなわけないでしょ」と思っていましたが、本当にそういうレベルでルアーが飛んでいきました。

軽く感じる

筆者が購入した105MHタイプは重量も190gあるので、サーフロッドとして使用するのであれば普通レベルだと思います。それなのになぜか軽く感じるし、本当に10.5フィートあるのかと驚くほどの操作性なんですよね。楽に投げて楽に持っていられるバランスの良さは、サーフでの釣りの大きな武器になりそうです。

ワンピースロッドに近い使用感

ロッドの快適感には、【ナノジョイント】の技術も寄与しています。ロッドの継ぎ目の精度がとても高く、ずれが無いのでワンピースロッドに限りなく近い使用感になっています。

『Foojin’RS』はシーバスロッドの革命児? 実際に使ってみた使用感を紹介ロッドの継ぎ目が高くズレにくい(提供:TSURINEWSライター・須藤雄飛)

合わせるリールは?

筆者はツインパワーの4000XGを合わせていますが、本当に快適です。260g程度の重さのリールを中心に、多少前後してもさほど変わらないと思いますよ。自分のベストマッチを見つけてください!

『Foojin’RS』はシーバスロッドの革命児? 実際に使ってみた使用感を紹介ツインパワー4000XG(提供:TSURINEWSライター・須藤雄飛)

これからの実釣が楽しみ

Foojin’RSは高いクオリティのロッドで非常にコスパが良く、様々なシーンで活躍する革命児になると思っています。

出し惜しみしていたのもあるし、筆者の地域は6月ぐらいからサーフでの釣りが本格化しますので、まだあまり使っていないのです。ですが、投げてすぐわかるぐらい「これ。いいロットだ」という感覚がものすごくあります。

投げてよし、握っていてよし。魚が掛かったらどうなるのかが楽しみです。ベイトロッドもありますし、ぜひラインナップをホームページで確認してみてはいかがでしょうか!

<須藤雄飛/TSURINEWSライター>