日本さかな検定協会は11月5日、「2023年ととけん」を開催。サカナに関する知識で、全国NO.1を目指してみては。
(アイキャッチ画像提供:一般社団法人日本さかな検定協会)
2023年日本さかな検定開催決定
一般社団法人日本さかな検定協会(東京都千代田区、代表理事:尾山雅一)は11月5日、「2023年日本さかな検定”ととけんオンラインぷらす佐伯会場受検” 」を開催する。申し込みはウェブからで、10月23日が締め切り。
同協会は「日本さかな検定の受検者が家庭や職場、学校、また飲食の場で“魚の語り部”となって、“さかなの国、ニッポン”の魚食文化を継承してくれることを願っております」と期待する。
日本さかな検定とは
日本さかな検定(愛称:ととけん)は、魚介の知識を問う検定として2010年に誕生。全国各地の豊かな魚食文化や旬の味わいなど、検定を通じて、魚食の魅力を再発見する取り組みで、未就学児から80歳代まで世代を越える3万人以上が受験している。
これまで札幌から沖縄まで全国26カ所で会場検定を開催し、一昨年には「ファイナル」を迎えたが、昨年「オンライン検定」として再出発。今年は水産庁が提唱する“いいさかなの日(11月3~7日)”の中日に開催することが決まった。
オンライン&大分・佐伯市の会場で開催
2023年日本さかな検定は「オンライン検定」のほか、全国唯一の「会場検定」として大分県佐伯(さいき)市で昨年に引き続き開催される。3級(初級)、2級(中級)、1級(上級)の受検級別に各100問、4者択一方式で全国同日一斉開催となる。
なお、ととけん公式サイトでは「本番演習模擬問題」が公開されており、PC・タブレット・スマホで体験することが可能となっている。
会場受験は試験だけじゃない?
佐伯市での会場受験者のうち前泊・前々泊をする人は、特別プログラムに参加することができる。前泊(11月4日からの宿泊者)の場合、前夜祭として地元の魚の食べ比べや握り寿司体験などが楽しめる。
前々泊(同3日からの宿泊者)の場合は、それに加えて3日午後に九州最東端「鶴御埼灯台」やヒラメ養殖場の見学、4日早朝から午前にかけて佐伯魚市場セリの見学、ブリ養殖見学・エサやり体験(漁船クルージング)に参加できる。
ととけん2023年の概要
ここからは2023年の日本さかな検定の詳細を記載する。
検定日時
2023年11月5日(日)
※3級(初級)or1級(上級)/11:00~12:10(試験時間70分)
※2級(中級)/13:10~14:20(試験時間70分)
開催方式
全国一斉在宅受検
※大分県佐伯市のみ会場検定。印刷した問題冊子と解答用紙(〇をつける方式)で受検可能。
申込締切
2023年10月23日(月)/WEB申込
実施級
3級(初級)=初めて出会う発見や感動を通して魚にもっと親しみたい方を対象。
2級(中級)=魚好きにして通を自認する一般の方や水産・漁業・流通・小売・調理・飲食に携わる方でさらに魚食文化の奥深さを身につけたい方を対象。
1級(上級)=魚と日本の魚食文化に関する広範囲の知識の頂点を目指す方を対象。
受検資格
3級(初級)or2級(中級)=魚に関心を寄せる方ならどなたでも受検可。いずれの級からでも受検可能。年齢・経験等制限なし。3級と2級の併願可。
1級(上級)=日本さかな検定2級(中級)合格者のみ対象。
受検料(いずれも税込)
3級=5200円
2級=6300円
1級=8200円
3級/2級併願割引=10500円
※学生割引(検定日当日に24歳以下の学生)=各級5%割引
※家族割引(2名1組)= 5%割引
※各種割引の併用は不可。
出題形式
各級4者択一方式/100問
・合格ライン
3級=全100問中60問以上の正答
2級=全100問中70問以上の正答
1級=全100問中80問以上の正答
※3級・2級は合格者の割合によって、基準の引き下げあり。
※1級受検者で70問より79問までの正答者を準1級に認定。
申込方法
2023年日本さかな検定公式サイト(https://www.totoken.com/)から申し込み。決済方法はクレジットカード決済もしくはコンビニ決済。
合格発表
2023年11月下旬に専用ページにて合格発表。合格者には合格認定証を郵送。
※有料で認定カード、認定名刺が可能。
<TSURINEWS編集部>